なんでも屋【雪男】 (ページ21)

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side:hikaru

Aの「開始」を合図に全員が動き出して俺と蓮が地下室に入った瞬間に目の前から5人ナイフを持って突っ込んでくる。

照「蓮」

蓮「はい！」

モブ「2人とか舐めてるだろ！w」

モブ2「こいつら早く殺ってあいつの目の前に差し出してやろーぜ！w」

何か大声で話しているヤツらの首を蓮がスッと切る

首元からは大量に出血していて既に死んでいると思う

モブ3「は…」

モブ4「何が、起こって…」

モブ5「いや待て、こいつの戦い方…Aとそっくりじゃねーか…？」

照「は？」

突っ込んでくるのをやめた残りの3人のうち2人は固まって1人は怯えている。

この程度でビビったのかよ、と思っているとそいつからAの名前が出てきた

なんで依頼を受けたあとも自分がいたを一切残さないAの名前を知ってる…？

もしかして監視カメラ…いや、それも無いな。

死角に入って移動してるか無理な場所は監視カメラを乗っ取って別のデータを毎回入れ込んでる。

蓮「照くん、こいつは吐かせますよね？」

モブ5「ひっ…や、やっぱり…！あいつの！」

照「あぁ、それ以外に用は無い」

蓮がAの名前を知っていたやつ以外を手早く殺してそいつの首を掴む

するとまた奥から雑魚が湧いてきた。

照「こっちは片付けとくから、そっちは吐かせといて」

蓮「うっす」

…

＿＿＿＿＿

side:daisuke

Aの「開始」を合図に全員が動き出して照と蓮が地下室に行く中残りの俺らはまずは1階の制圧をする。

1階は思ったよりも人数が少なくてあっさり超えられた。

「ここから分かれるけど油断はしないようにね、私の記憶が間違いなければ2階は厳重だから。
狼のタトゥーが描いてある女には気をつけて」

翔太「ん？なんでそれAが知ってるの？」

大介「…確かに」

「調べたから。亮平、涼太行くよ」

阿部「え？あ、うん」

調べた、と言ってもそんな時間はなかった

照が運転してる時もAは外しか見てなかったし携帯はまず置いてきているはず

今日は珍しく起きてるな、って印象に残ってたから。

それなのにその危険人物を知ってる、ってことはここが相当有名なところかAが偶然知っていたか

でもなぜかそんな気はしない