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side:Ryota
ラウールが来て2ヶ月、ようやくラウールに外出許可が出た。
別に絶対に外に出てはいけないっていう訳ではないけどこの仕事柄上、Aの判断無しで1人で外に出るのはかなり危ない
だからこの2ヶ月は外に出たかったら俺たちのうちの誰かが必ず1人はついて行くことになっていた。
1人でも行けるようになったのにラウールは他の人と一緒に行動することを好んでる。
急に禁止が解除されたって言うのもあるんだろうけどまだ怖いっていう思いもあるんだろうな
そんなラウールは今Aと翔太と一緒に依頼に行っている
きっとラウールは見学でAが近接、翔太は中衛
仕事のコツやポイントを教えてるんだろうね、俺の時みたいに__
_____
「こういう殺害のみの依頼の時は長引いてもいいことは無いからすぐに終わらせること。
涼太の場合は銃だからここ。ここを撃てばすぐに死ぬ。出血も少ない」
依頼主「ひ、ひぇ…」
翔太「うぇ…グ ロ…」
佐久間「そんなの慣れとかないとやってけないよ〜」
「翔太も銃を使う時はここを狙うといいよ、ライフルなら眉間が1番だね」
涼太「ナイフの場合はどうすれば?」
「ナイフは刺すものだから出血量に関してはしょうがない。やっぱり首を切るのが1番だよ」
翔太「なんでそんな冷静に聞けんだよ…」
涼太「教えて貰えないと生きていけないじゃん?」
翔太「そうだけど…」
佐久間「じゃあ佐久間さんがお手本見せようか?首を切る時はこうやっt))なんでだよ!!」
佐久間「…ん?」
依頼主「お、俺は依頼人だぞ!お客だ…お客様は神様だろうが!!!」
「うちを利用する時にあんたは利用規約にサインをした。なのにうちの事を家族にバラしたでしょ?
だからあんたも、あんたの家族たちもどこまでバラしたのか吐いてもらってから始末させてもらうよ」
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作者名:はねちゃ | 作成日時:2023年12月22日 21時