◆「女剣士*2」ワンピース*ｼﾞｭﾗｷｭｰﾙ・ﾐﾎｰｸ:普通 ページ3
女はそのまま町の外れの崖に来た。
真下は海。
ここからの高さでは即死であろう。
ミ(一体何をする気だ…)
そう思っていると、女がこちらを向いた。
そしてニコッ と笑ってから言った。
A「僕純白刀のAって言うんだ! まぁ僕を追い掛けてくるくらいだし、ある程度僕の事は知ってそうだね。」
と、あまり興味無さそうにそっけのない声でそう言った。
ミ「あぁ、オークションに純白刀が出回るって話を耳にしてな、気になったから来てみただけだ。」
Aに便乗するかの様にこちらもそっけない声で言う。
が、それも束の間だった。
A「で、僕に何の用かな？ 鷹の目のミホークさん？」
ミ「…やはり知っていたか。いや、知らない方がおかしかろう…」
と、ミホークは自問自答をする。
それを面倒事の様に適当に踵を返すA。
ミ「なぁ、剣士として勝負をしないか？ もちろん、負けたら何でも言うことを聞こう。もしくは殺しても良いぞ。」
単なる暇潰し。
たったそれだけの理由で興味を持った女剣士に勝負の提案をする。
興味無さそうにしていたAであったが、その賭けには興味があるようで。
A「良いよ、僕も世界最強と戦ってみたかったんだ…!」
と、嬉しそうに言うAに戸惑いを覚えるミホーク。
でも今は勝負が優先。
そんな気持ちを振り払って剣を交えた。
勝者、ジュラキュール・ミホーク。
それは圧倒的だった。
そして諦めたかの様に立ち上がりミホークの方を向くA。
A「…僕の敗けだ。やっぱり世界最強は違うよな…、僕も、強くならないと… で、そっちの要望は…？」
と、悔しそうに笑う彼女がとても可愛くて、いとおしくて。
そのまま何も言わずにミホークはAを抱き締めた。
A「………は？」
と、困惑する彼女。
慌てて俺の腕の中から出ようと必死に抵抗する姿を見て、俺は頭を撫でた。
ミ「俺はシッケアールの古城に住んでいる。噂ではお前は家を持たず一人で旅をしていると聞いた。よかったら俺の城へ来ないか…？」
そう寂しそうに言う大人を見ると、放っておけないのが彼女の性分。
A「…はぁ、分かったよ。どうせ僕も一人だったからね、ありがとう。遠慮なく住ませて貰うよ…!」
と、笑顔で言った。
それを見たミホークもつられて笑う。
ミ「一目惚れだ、愛してる」
その日、そう小さく呟いた声を聞き取る人は誰も居なかった。
◆「嫉妬は付き物」配信者*えとわーる:甘→←◆「女剣士」ワンピース*ｼﾞｭﾗｷｭｰﾙ・ﾐﾎｰｸ:普通
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アベッチ - リクです!ワンピースのイゾウ落ちで、具体的な内容は任せます！主人公の性格はヤンデレで、関係は友達以上、恋人未満の感じでお願いします！ (2018年3月31日 13時) (
レス) id: 6605acb6b9 (このIDを非表示/違反報告)
Vellku - リクエスト待っています!! どんどんリクエストして下さい!(´`* (2017年9月11日 22時) (レス) id: d6dce2c63f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Vellku x他1人 | 作成日時：2017年9月11日 22時
