No.21 ページ22
私の誕生日は
今思えば悲劇の“あの日”への
入口だったのかもしれない。
誕生日当日。
「おはよ」
お化粧もネイルもお洒落もした。
『涼介!おはよう』
全部侑李のために考えた自分なりのアピールだった。
でも、目の前には
愛しの侑李はいなかった。
「お誕生日おめでとう。A」
『涼介ありがとう。』
何を贅沢な...
涼介は学校の王子様なんだ。
そんな人が私の誕生日のために時間を割いてくれた。
それだけで幸せじゃないか。
買い物に行って、
美味しい料理にケーキご馳走してもらって。
本当に幸せな話だよ...
なのに
「ごめん...本当にごめん。」
『ん...?』
「俺のせいなんだ...」
『どうしたの?涼介?』
侑李が居ないとやっぱり寂しくなるのは
やっぱり彼が恋しいから。
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みさりいん - なんか泣けてくる (2019年1月25日 8時) (レス) id: 0a0af767da (このIDを非表示/違反報告)
めぇめぇ(プロフ) - のあちさん» うわぁありがとうございます(><) (2019年1月23日 17時) (レス) id: bd2a755b8c (このIDを非表示/違反報告)
のあち(プロフ) - 凄い良い作品ですね(;A;) (2019年1月23日 17時) (レス) id: 1ced34c806 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めぇめぇ | 作成日時:2019年1月23日 10時