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高校2年の夏
私の誕生日は目前としていた。
「ねぇ、A誕生日プレゼント何欲しい?」
「その日遊ぼーよ?」
友達から聞かれる中、私は
“侑李に誘われる”
その一心で断った。
でも、何日経っても侑李から誘いはなくて、
前日まで何も言ってこない侑李に嫌になって、
涼介と過ごすことにした。
「知念と一緒じゃなくていいの?」
『うん。待ったんだけど侑李誘ってくれなくて。』
なんて泣きながらお願いしたっけ?
涼介はいつでも私達2人に振り回されても
嫌なんて1回も言わなかった。
優しすぎるよ涼介。
その後も涼介と過ごす誕生日は何日もあったんだ。
侑李と過ごす誕生日のチャンスはそこしかなかったんだ。
だから、お願い。侑李くん。
そのチャンス逃さないで。
彼女が侑李くんと迎えられる誕生日は今回で終わるかもしれないよ。
叶うなら侑李くん成功して。
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みさりいん - なんか泣けてくる (2019年1月25日 8時) (レス) id: 0a0af767da (このIDを非表示/違反報告)
めぇめぇ(プロフ) - のあちさん» うわぁありがとうございます(><) (2019年1月23日 17時) (レス) id: bd2a755b8c (このIDを非表示/違反報告)
のあち(プロフ) - 凄い良い作品ですね(;A;) (2019年1月23日 17時) (レス) id: 1ced34c806 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めぇめぇ | 作成日時:2019年1月23日 10時