No.15 ページ15
高校2年生
桜が散り始めたある日の春のこと。
「好きです...」
真剣な目を私に向け話す彼。
中学から同じ学校で、
ずっと目で追ってた。
大好きな彼に告白された。
断る権利もなければ、
断る理由もない。
『私も...好きです。』
そう伝えた時の彼の幸せそうな顔。
忘れられない。
「つ...付き合ってくれますか...?」
『はい...』
あの後、
幸せで2人で泣きあって、涼介に驚かれたんだっけ。
それほど幸せだった。
ずっと2人でいれるんだって。
ゆくゆくは結婚出来るんだって。
淡い期待もトキメキも直ぐに打ち砕かれてしまう。
“あの日”のせいなんだ。
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みさりいん - なんか泣けてくる (2019年1月25日 8時) (レス) id: 0a0af767da (このIDを非表示/違反報告)
めぇめぇ(プロフ) - のあちさん» うわぁありがとうございます(><) (2019年1月23日 17時) (レス) id: bd2a755b8c (このIDを非表示/違反報告)
のあち(プロフ) - 凄い良い作品ですね(;A;) (2019年1月23日 17時) (レス) id: 1ced34c806 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めぇめぇ | 作成日時:2019年1月23日 10時