四十四話 ページ19
＿＿＿＿作戦及び同盟について説明中
｢同盟を組んで四皇を倒す！？｣
｢ウチとトラ男の海賊団で同盟を組んだぞ、仲良くやろう！｣
この話の反応は人それぞれ。ビビっている人もいれば楽しがっている人もいた。
ふと横を見やるとキャプテンの顔が困惑という感情でいっぱいだった。
麦わらさん達に出会ってからキャプテンの表情が豊かになったので個人的には嬉しいところもある。
反対の人という声に長鼻さんたぬきちゃんナミさんが挙手。でも船長の麦わらさんが決めた事なのでクルー達は従うしかないわけで。
｢Aちゃんもどうぞ｣
『えっそんな！お気遣いなさらず...』
｢可愛いレディーを何もせずお迎えするなんて男じゃない...｣
『は、はぁ...』
黒足さんは...紳士、さんかな？
私とロビンさんにお茶をくれた後、黒足さんはキャプテンに麦わらさんの考えている同盟について、耳打ちをしていた。
...私はもう、理解したつもりだ。
すると、話題はシーザーの話へと変わる。
何かブツブツと言ったあと私たちに叫ぶが黒足さんが顔面キック。ありがとうございます。私もムカついてたところでした。
｢こらサンジ！今治療中だ！...終わってからやれよ｣
あ、じゃあ終わってムカつくことあったら私もやろうっと。
キャプテンが先程の話の続きで話を始めた。
｢パンクハザードでお前たちに頼んだのはシーザーの誘拐。俺はSADという薬品を作る装置を壊した。
新世界にいる大海賊たちは、大概海のどこかに縄張りを持ち無数の部下たちを率いて、巨大な犯罪シンジケートのように君臨している。
だがあくまで裏社会...海軍に目をつけられないように必要な取引は闇の中で行われる。その中で最も信頼と力を持っている男、それがドフラミンゴだ。闇の名を“ジョーカー”。
更に今ジョーカーにとって最も巨大な取引相手それが...四皇 百獣のカイドウ｣
『私たちの同盟目的である、狙いの首ですね』
またもや侍さんモモくんが反応。...何かあるのだろう。
｢カイドウを倒すには...いかに戦力を減らせるかがカギだ。
今カイドウはジョーカーから大量の果実を買い込んでる。人造の
｢そんなもの作られたら際限なく能力者が増えちまうじゃねェか！｣
『そうなんです、が、人造なだけにリスクがあります。リスクは...ここではやめておきましょう』
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作者名：つんてん | 作成日時：2022年8月25日 23時
