二十七話 ページ2
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感謝でしかないです。引き続きお楽しみください！
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メイン研究室に着くとそこにはモネ1人だけだった。
私とたぬきちゃんは私の能力の
｢マスターなら居ないわよ｣
｢そうか、どこへ？｣
｢さァ？趣味の悪い人だから表の戦闘の見物でもしてるんじゃない？｣
私達は出来るだけ壁際を歩き、研究室の方向へ向かう。
｢この島で見たいものはいろいろと見て回った。俺はボチボチここから出るつもりだ｣
｢そう、寂しくなるわね｣
｢ちょっとお前の能力を借りてェんだが...一緒にいいか？｣
｢あらデート？嬉しい｣
『...ッ』
何故かは分からない。けど私の足はモネの言葉と同時にその場で止まってしまった。
キャプテンは何も答えず部屋の扉へ向かう。
｢愛想のない人...なに？｣
｢行けば分かる｣
2人はどこかへ向かってしまった。
たぬきちゃんに小声で呼ばれる。
｢早く調べるぞ！｣
『...はい』
私はいつからこんな...
『...私はある程度調べ終わったら能力を解いてシーザー達と合流するつもりです。大丈夫ですか？』
｢あァ、大丈夫だ！...あっこれか？｣
...何か嫌な気配がする
大丈夫かな、キャプテン
私は右手首にしてあるブレスレットを左手で包むようにして、この嫌な予感が当たらないように、と願った。
｢よし！コレだ！...大丈夫か？お前｣
『ご心配ありがとうございます、たぬきちゃんはここにいてもらっても大丈夫ですし、ここを出て他の方と合流でも大丈夫です。体は無理させないでくださいね。ここにいる場合は今いる奥の部屋にずっと隠れてもらいます』
｢お、おう！俺はもう少し調べてからここ出るよ！｣
『では、私はこれで失礼します。
私がここから一定の距離を離れて、かつ一定時間を過ぎるとこの能力の効果は消えます』
｢分かった！気をつけろよ！｣
＿＿＿＿＿＿＿＿
嫌な気配のする方向は少しずつ大きくなっている。
考えたくもないが、そこにキャプテンもいる気がする。
私がそこに行ったところで何も変わらず足でまといになることに変わりないと思う。
でも＿＿＿＿
我が
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作者名：つんてん | 作成日時：2022年8月25日 23時
