三話 ページ5
｢そちらの方！48万！｣
｢52万！｣
｢...クッ60万だ！！｣
《60万ベリーで決定〜》
『チッ...』
｢おいA、舌打ちバレてるぞ｣
『...ここは人間の屑の集まりなの？』
｢肯定も否定もできねェな｣
ショップ側も悪い商売してやがる。サクラ使ってゲストに値を極限まで吊り上げて...
...！
｢どうしたA｣
『外から“声”が』
会場に入ってきたのは、麦わらの一味だった。
彼らはこの会場の様子を見て、驚きや怒りなどの“声”を発した。この
...“声”が一気に増えた。この会場周辺だ。
動きに纏まりがあり、数も多い。もう来たか。
『キャプテン恐らくこの会場は海軍の群れに囲まれているかと』
｢ハァ！？｣
｢そうか｣
キャプテンはいつもと変わらない表情だった。
そして、一つの扉の音が何故か気持ち悪く聞こえた。
＿＿＿＿“世界貴族” 天竜人
私が世界で最も嫌いなヤツらだ。
『ペンギン、煙草もってない？』
｢ここじゃダメ。てか吸ったらキャプテンにバラされるぞ｣
イラついてたら超目玉商品とやらが出てきた。女性の人魚だ。客たちの反応からして早々出回ることの無いものなのだろう。
｢5億〜！！！ 5億ベリーで買うえ！｣
相場は7000万ベリーだぞ？人魚の執着ありすぎだろこの天竜人。
...！
爆音と共に瓦礫が降ってくる。
最悪の世代の中での2番目に高い懸賞金をかけられた“麦わらのルフィ”さんだった。
彼はステージの人魚に向かって叫びながら全力疾走。
そして同行していたであろう魚人が銃声とともに倒れる。
天竜人によって下された鉛玉の罰だった。
周りの客も気味悪がっていたのが魚人が撃たれた気持ち悪い笑顔を浮かべている。
天竜人の元へ上がる麦わらさん。
｢麦わら屋？｣
『...やりますね彼』
｢うおおおお！！｣
気持ちよく天竜人をぶっ飛ばした麦わらさん。
｢フッ｣
『あれが...
客たちは出口へと鬼の形相で走っていく。
一方の麦わらの一味は好き勝手始まった。
｢麦わら屋のルフィ...3億ベリーか｣
『キャプテン楽しそうですね、それも数年ぶりに見ます』
｢まァな｣
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三毛猫推し - 話の区切り方だったり、内容だったり...めっちゃ面白いです！更新待ってます！ (2022年8月6日 22時) (
レス) @page13 id: 2315a9f657 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つんてん | 作成日時：2022年8月1日 20時
