信じるもの【トラファルガー・ロー】 (ページ21)

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キャプテンを説教してたらいつの間にかもう夕方となりました。
先程言ったようにやることを終えれば自由時間。今日は...新しい技でも考案しようか。

私の食べた悪魔の実は自分でも言うが結構なんでもありだ。キャプテンのフォローとかそういうの考えたいな...あと子ども達楽しませるやつとか。

『＿＿＿＿“創造(イェリエル)”』

モクモクと水色の煙が私の目の前に上がる。そして、見た目は人間のような男が現れる。

｢...ふむ、ここで我を呼び出したということは何か相談か？｣

『うん、ちょっと新しい技考えたくて...エリ宜しくね』

｢仰せのままに｣

この技は私の遣いのような者を呼び出すもの。

エリは神の領域に近くて、私の事を私の次に理解している。

見た目こそ普通の人間だが、常に浮いてるし瞳も青と緑のグラデーション、髪も私と同じ白だけど毛先は黒で雰囲気もある。また私の信頼を置いてる者の一人でもある。

｢主は最近また体力が増加した。技の精度を高めるのも一つの手だと考える｣

『うーん、今の技で強化するなら？』

｢狂舞台、X脱出辺りだろうか｣

『やっぱその辺か...ねェ新しいのこれどう？』

｢いいとは思う...だが主、悪魔の実の能力とは言えど＿＿＿＿の力だけはあまり使わない方がいい｣

『...そうでもしないと皆を守れない。中途半端は絶対いや』

｢...我は主の通りにするが、主が危険と判断した時は全力で止めて貰わせる｣

『分かってるよ』

中途半端は嫌なの

これから戦うであろう敵を倒すためには

私はできることなら全てこなしたい

そう誓ってこの船に乗ったんだ

私の信じるものを守るために。

私の大切なものを守るために。

『エリ、明日またお願いしていい？考案と実践』

｢承知｣

私はハートの海賊団副船長としてクルーをキャプテンを命の限り守るんだ。