信じるもの【トラファルガー・ロー】 (ページ46)

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二十三話ページ46

キャプテンに着いていくと本来なら見晴らしが良さそうな高い場所へと来た。

『麦わらさん、泥棒猫さん、殺し屋さんの片割れの気配の3つ。何をするおつもりで？』

｢...話を聞いてれば分かる｣

気配がどんどん近くなってきた。殺し屋さんと鉄人さん(？)だった。

｢おお！居候のトラファルガー・ローとヴァイス・Aか。良いところで会った。今麦わらのルフィがココに...｣

｢＿＿＿＿ROOM｣

この島で何回見たであろう切断。

殺し屋さんの手から滑り落ちる鉄人さん(？)...ドンマイ

当たり前のように怒る殺し屋さん。

『そういう運命だった、それだけですよ』

｢＿＿＿＿カウンターショック｣

大きな音と共に倒れる殺し屋さん。泥棒猫さんの声がする鉄人さんにお礼...と思ったら体を返せと言われてしまった。
キャプテンの意地悪としか...

｢お？トラ男！お前ナミを助けてくれたのか？｣

明るい代表、麦わらさん登場。泥棒猫さんを助けに来てたのか。

｢少し考えがあってな、お前に話があってきた麦わら屋。お前らは偶然ココへ来たんだろうが、この島には新世界を引っ掻き回せる程のある重要なカギが眠ってる。
新世界で生き残る手段は2つ。四皇の傘下に入るか挑み続けるかだ。誰かの下につきてェってタマじゃねェよな？お前｣

まさかとは思うけど...キャプテン

アレを壊して...敵に回すの？

｢あァ！俺は船長がいい｣

｢だったらウチと同盟を結べ。俺とお前が組めばやれるかもしれねェ｣

｢四皇を一人引きずり下ろす策がある｣

吹雪とは思えないほどの轟音の風が私達の間を通るように突きつけた。

『...そういう事ですか』

｢同盟ですって？
アンタ達と私達が同盟を組めば四皇の誰かを倒せるの？バカバカしい。何が狙いか知らないけどダメよルフィ、コイツの口車に乗っちゃ！
しかも隣の女の子も今知ったような顔してるじゃない｣

『急に物事が決まるのはいつもの事なので...』

流石に吃驚したけど。
でも今回は私は乗り気だ。“海賊同士の同盟”なんてワクワクが止まらない。しかも麦わらの一味と。

そして、“四皇”というワードがキャプテンの口から出た。私が考えるに、アイツしかいない。

｢いきなり四皇を倒せると言った訳じゃない。順を追って作戦を進めればそのチャンスを見いだせるという話だ｣