信じるもの【トラファルガー・ロー】 (ページ19)

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『えーっと今日のリストは？』

｢今日の晩飯の食材、包帯、ハサミ...だったか？｣

『あ、あとクマ用のブラシ』

｢ベポ(あいつ)の使ってたブラシ、毛だらけだったもんな...｣

今日はあんまりない方だな、と気楽に思えたのでシャチに許可を貰い、買い出しのものを買い終えたあとは自分の買い物をすることとした。

＿＿＿＿

｢Aーもう船に戻るぞー｣

『あ、はーい！またねヒトデくん』

私は先程まで話してた男の子に手を振る。

｢まーた子どもと仲良くなったのか？｣

『泣いてたからほっとけなくて...』

｢成程な｣

小さい子は得意って訳じゃないんだけど、子供たちの方が私のことを気に入ってくれるみたいで楽しそうだから私自身もとても嬉しい。

＿＿＿＿

『＿＿＿＿奇術(イリュージョン)』

『＿＿＿＿切断(サバーイング)＿＿＿＿浮遊(フロート)』

何故奇術(イリュージョン)開いて切断(サバーイング)に浮遊(フロート)してるかって？

キャプテンに朝、自分が何をしたのか教えてやろうと...

｢悪かったよ、ほんの出来心だ｣

流石に反省したようだ。
私もめちゃくちゃ怒ってる訳でもないんだけど、あれは駄目。

『...反省したならいいですよ＿＿＿＿閉幕(アンロック)
罰として、キャプテンは明日、洗濯やってもらいますからね』

｢待て俺はキャプテ｣

『副船長命令です』

｢...分かった｣

ラッキー！明日何もやらないで済む〜！

明日どうしようかな...？

新しい技考えなきゃ...あーでも買いたいものもある〜...

一方の視点では...

｢...キャプテンを言いくるめられるのってAだけだよな｣

｢だとしてもAの方が年下だぞ｣

｢妹いたのかな？｣

｢あーあるなそれ｣

｢俺にも優しくしてくんねェかな｣

｢ベポとイッカクならまだしもお前男だろ｣

｢...オスですみません｣

｢｢お前じゃねェし！打たれ弱！｣｣

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奇術(イリュージョン)は能力のサークル的なもので形は立方体です。

切断(サバーイング)、浮遊(フロート)はもう字のままです。この2つのみサークル内でしか出来ません。
浮遊(フロート)は浮かせられますが、空中で操作することも出来ます。