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颯斗side


颯「ごめん、お待たせ」


 「あと、さっきの。深い意味はないっていうか、ただかわいいと思っただけというか、えと、」


哲「…ん?何が?」


 「かわいいなんて誰にでもいうでしょ!」


 「俺この前もなお君にかわいいかわいい言ってたやん!」



俺が言いたいのはそういうことじゃないのに、哲汰にひかれてないってわかった瞬間にほっとした。


哲汰はメンバーのみんなが大好きだし、付き合ってることも内緒だからあからさまに態度に出せないのはわかってる。


けど、どうしても他のメンバーと絡んでるとこが目に入って寂しく感じるのがほとんど。俺だけ見ててほしいなんてわがまま言えるわけない。


だって哲汰が俺と付き合ってるのだって同情だと思うから。

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作品ジャンル:恋愛
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作者名:雪柳 | 作成日時:2024年2月27日 14時

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