よんじゅうに ページ43
早川side
マキマ「早川くん、少し残ってくれるかな」
『？ はい』
マキマ「Aちゃんは先に帰ってていいよ。早川くんに話があるの。私のために生姜焼き作って待ってて」
Aは「生姜焼きですね！分かりました！」とマキマさんに一礼して小声で「アキくんじゃあね！」と小さく手を振って部屋を出た
...騒がしい奴
マキマ「早川くん」
『はい』
マキマ「Aちゃんっていい子だよね」
マキマさんがそんなこと言うから「まぁ...はい」と曖昧に答える。いきなりなんでそんなこと
マキマ「あの子は何故か放っておけないよね。早川くんもそう思わない？」
『えっと...何が言いたいんですか？』
マキマ「早川くん、Aちゃんに少しでも好意を持ってるね？」
そりゃあまあ後輩ですし、と言えばマキマさんは「そういうことじゃないよ。」と否定した
マキマ「恋愛的に、ってこと」
『.....は！？』
マキマさんの言っている意味が一瞬理解できなくて脳裏に宇宙が広がったものの5秒後には理解して大きな声をあげてしまった
そんなことないじゃないですか！俺は貴方の事が...
マキマ「早川くん。Aちゃんと一緒に住むってことになったけどAちゃんには絶対に手を出さないように。あの子は君が手を出していいような子じゃない」
『手なんか、出しませんよ』
マキマ「うん。絶対にだよ。あの子は...Aちゃんは私にとって大事な子だから」
俺は失礼します、と一礼して部屋を後にする。
俺がAに恋愛感情を抱いている...？そんなこと、あるはずがない。
だって俺は...
A「あ、アキくん！」
『うぉっ！？ビビった...なんでいんだよ...』
A「アキくん待ってたの。一人で帰るの寂しいし、久しぶりにアキくんと話したいし」
一緒に帰ろ！と俺に笑顔を向けるAが今日は何故か可愛く見えて俺はAの顔を掴んだ
A「えっ、なに、え、いっ、いででででっ！！！ちょ、アキくんいたいんだけど！？」
『そんなことあるはずねぇ...こんなガキに...』
A「アキくん！？聞いてる！？ちょ、力強っ、いでっ、いでででで！！」
今日可愛く見えたのは一瞬の迷いだ。
マキマさんにあんなこと言われたからだ
こんなガキに恋愛感情が生まれるわけねぇ
『(くそっ、ムカつく...)』
マキマ「早川くん？」
『あっ』
Aのせいで説教された(責任転嫁)
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白亜(プロフ) - 奥山乃愛さん» ありがとうございます！ (2022年10月23日 11時) (
レス) id: d636466680 (このIDを非表示/違反報告)
白亜(プロフ) - ゆきさん» マキマさんといったら生姜焼きという方程式が私の頭の中で出来上がってるんです笑笑 ありがとうございます！頑張りますね！ (2022年10月23日 10時) (レス) id: d636466680 (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - 夢主噂されて凄いな〜絶対学校１の人気者なんじゃない？無理せずに頑張ってくださいね！ (2022年10月23日 4時) (レス) @page47 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - よんじゅうにの最初の方でマキマさんが生姜焼き頼むのおもろいですね…wこの作品大好きです！応援してます！ (2022年10月23日 3時) (レス) @page47 id: a05e9c9f42 (このIDを非表示/違反報告)
白亜(プロフ) - 奥山乃愛さん» 頑張ります！ (2022年10月22日 22時) (レス) id: d636466680 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白亜
| 作成日時：2022年10月14日 23時
