転生先はデビルハンター 【チェンソーマン】

にじゅういち ページ22

『ね、ねぇルシファー。ルシファーは何の悪魔なの？』


ルシファー「我らか？我らは一般的には”罪の悪魔“と呼ばれている」



罪の悪魔...大罪だからかな

強そうだな...



ルシファー「罪の悪魔は我を含め7人」


『7人！？ルシファーだけじゃないの！？』


ルシファー「前から言っていただろう。我”ら“と」



確かにずっと複数形だった...

七つの大罪だから7人ってことか...



ルシファー「我ら7人の力は主も使える。契約しているからな。そして我らは命を懸けて主を守る。例えこの身が裂かれようと主だけは守ってみせる」



命を懸けてって...わたしに？

わたしに命なんか懸けなくていいのに...



『...じゃあわたしも命を懸けてルシファーたちを守るよ。契約相手だもん』


ルシファー「！ ...我らは悪魔だ。主より丈夫だからまもられなくても」


『ルシファーたちが命を懸けてくれるならわたしも命を懸けて貴方達を守らなきゃ。契約って相手が本気ならこちらも本気でやらなきゃ失礼でしょ？』



社畜時代に相手方と契約する時とか相手が失礼な態度だったらこっちもやる気をなくすし、相手が本気だったらその本気が伝わるから不思議とこっちも本気になっちゃうんだよね



ルシファー「...ふ、やはり主と契約してよかった」



そう、その言葉が聞けるようにわたし頑張ってたんだよなぁ...

ふふ、中学一年生だけどその言葉が聞けてよかった


と満足気にしているとコンコンと扉がノックされた



「あ、起きていたんだね」


『...え』


「こんにちは。調子はどうかな？」



扉から入ってきたのはピンクの髪の毛を三つ編みに施した


チェンソーマンのファンである



マキマ「私はマキマ。よろしくね」



マキマさんだった

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