想い ページ40
Aside
神父様から定期的に食料を貰いに外へ出ては帰ってくる作業は3人で交代交代でやってて今日は私が担当の日だった
今日のご飯は何にしようと考えながら帰路についたのだが
リビングでザックとレイが2人でなにか話していた
それを私は何故か影に隠れて今見ている。
隠れる必要は無いのに、何故か隠れてしまった
何故だ
...それにしても2人は仲がいいな
年が離れているせいか、兄妹にも見えるがレイが年齢よりも精神が大人なので恋人にも見えそうだ
私には兄妹にしか見えないけど
ちなみに私とレイは姉妹と言っても過言ではない
それだけ仲良い自信がある
...それじゃあ私とザックは？
歳はそんなに離れていない。たった2歳差だ
兄妹...には見えないだろう
...恋人に見られたりして
それはちょっと...
嬉しいかも
『.........ん？』
なんで嬉しいんだろう
ザックと恋人に見られて嬉しいなんておかしいな
『...？変なの...』
ビルを出てからおかしくなっちゃったな
恋人に見られて嬉しいなんて思ったりなんて前はなかったのに
まさか...
『毒の後遺症...！？』
そうだったらキャシーのせいだ
3回も私に毒を浴びせるから...
ザック「おい何やってんだ」
横から出てきたのはザック
考え事をしていたからか、気づかなかった
横から出てきたザックをまじまじと見つめる
.......ザックって、結構背が高いんだな
それにやっぱり私よりもガタイがいいから男の人って感じがする
なんだか...少し、ドキドキする...
ザック「おい大丈夫か」
『...大丈夫、なんでもないよ』
ザックに笑いかければ「ならいいけどよ」と頭を優しく撫でられた
その優しい手に、また胸がドキッとした
『.........ザック、頭撫でないで』
ザック「なんだお前らハンコーキかよ」
『...ザック反抗期知ってたんだ』
ザック「知ってるわそんくらい」
お前ら...ってことはレイも？
そう聞くとさっき手を叩かれたという
ビルでは散々レイのことこき使ってたからその仕打ちだよ多分
ザック「そんなとこ突っ立ってねぇで早くリビング来いよ」
『...うん』
さっきからうるさく鳴っている胸の鼓動を無視して私はレイが待っているリビングへザックと向かった
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シュロ - 面白かったし、マジで名作この小説書いた(？)作者さんマジで神だと思う。 (2022年11月21日 4時) (
レス) @page47 id: 29ffd2c6ba (このIDを非表示/違反報告)
くまなのだ。 - こんな名作が知らない人は可哀想な程に神。 (2022年8月30日 22時) (レス) @page47 id: 49205e8440 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな - 作者さんなんで！なんで僕のすきな曲知ってるんですか！？物語も神です、ありがとうございました！星1番右、押しときまーす (2022年7月30日 21時) (レス) @page47 id: e740e61b6c (このIDを非表示/違反報告)
七巳流 - う、泣ける、泣ける。やばい作品に出会ってしまったぁ。ありがとう。 (2022年6月25日 18時) (レス) @page47 id: 9dbecd43e8 (このIDを非表示/違反報告)
如月蛍(プロフ) - 名前リアにして読んでたら師匠の名前が！！！！リアム！！！ (2022年5月30日 17時) (レス) @page47 id: a1933fa7ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白亜
| 作成日時：2022年4月28日 22時
