殺戮の女神 2【殺戮の天使】

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神父「あの子達をここへ連れてきたのは私だからな」


え...


神父「だが見てみろ。今ザックは満身創痍、Aは満身創痍ではないものの毒を食らったり蛇に噛まれたりとボロボロの状態だ。

誑かされたのだ、君という悪魔に。

君は、魔女だ」


違う

私は魔女じゃない


甘い香りが辺りを包んで私は意識を失ってしまった


神父「レイチェル君はあの者たちに何をした？
ダニーは賢くて思慮深い者だった。だからこそ彼は一番ここを把握していたし身勝手な行動などとらなかった。

Aは心優しい、慈悲深い者だ。
生贄には容赦はしないものの心を許した相手には何があっても手は出さない、出させない。お前はその心を許した相手になっている故にA自身の身体が酷く傷付いている」


神父「そしてアイザックはどうだろうか？
彼はとても単純で言い換えればとても純粋な者だ。
それが今お前の殺されたいという願望の為に手酷く扱われ酷い目にあっている。

それらは全て君に会ったからではないか？」


私は...何もしてない


神父「そうか...私は君が不思議なのだよレイチェル。
君は一体何者だ？」


.....


神父「答えないのか？ここは神前であると言っただろう

...あぁ君はやはり本当は神など進行しておらぬのだ」


いいえ

神様が仰られることは守るべきだと思ってる


神父「ならばそれは何故だ？何故そう思えるのかね？
...“答えない”のではないな。“答えられない”のだな。

レイチェル・ガードナー。そなたの心は神に望まれようと思うばかりに偽りにまみれている。

そして我が天使達を誑かす魔女なのであろう！」


違う！


神父「ならば！！

今から君を裁判にかけよう！！！」


目を開くとそこは法廷だった

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