殺戮の女神 2【殺戮の天使】

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レイ「.....ザックを殺すの？」


キャシー「えぇ、だってこんなステキな罪人を断罪するのは私しかありえないでしょう？」


レイは床に落としてしまったリボルバーをキャシーに向けて冷たく言い放った


レイ「...やめて」


キャシー「あら撃ってもいいわよ？

でも残念！実はその拳銃には最初から弾は入ってないのよぉ！まぁそれ以前に罪人のなりそこないの貴方には撃つことなんて無理だったでしょうけどね！」


キャシーは手で銃を作ってレイに向け、バーンと撃つフリをすればレイの手からはリボルバーが落ちてしまった


『レイ...っ』


一歩を踏み出そうとすると足がガクガク震えて膝から崩れ落ちる

くそっ...毒が嫌いになりそうだ


キャシー「さぁせっかくだから延命して活きがいい状態で罰してあげなきゃね」


キャシーの甲高い笑い声が頭に響いて頭が痛くなる

視界がぼんやり歪んでいく


レイ...ザック...

出してあげられなくて、ごめんなさい










バンッ


発砲音が1つ


歪んだ視界で前を向くとレイが銃口をキャシーに向けていた

その銃口からは煙が立っていた


キャシー「とんでもない本性を出してきたわねぇ！
最高だわ！この罪人の女！断罪してやる断罪してやる！その涼しい顔の下の悪魔を私が断罪してやるっ！！！」


うるせぇよ、確かにそう聞こえた

キャシーの腕が、すっぱり綺麗に斬られごとりと床に落ちる


「撃たれて嬉しそうな顔してんじゃねぇよこのサドマゾ女。おかげで殺したくて殺したくて」


ザック「目が覚めちまっただろうが！！」


ザックが鎌でキャシーの胸から腹にかけて切り裂いた


.....はぁ


終わった


意識が飛びそうだけど、あとちょっとがんばって私の身体

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