【青】 ページ44
side:A
撮影が終わり、そう言えばこの間りょうくんに、こばしりちゃんとのデート服を選んでもらったのでお礼を言おうと思った。
「りょうくん!服選んでくれてありがと!こばしりちゃんにも好評だった!!」
こばしりちゃんに、「可愛いですね!」って言ってもらえたし、好評だったと伝える。
り「そっか、それは良かった!」
さすが、りょうくん!センスあるよなぁ
これから服買う時はりょうくんに付いてきてもらおうかな、なんて思った
り「ご飯どうだった?」
りょうくんがこばしりちゃんとのご飯について聴いてくれた、誰かに感想言いたかったんよね
「いやもう、聞いて?」
り「聞いてるよ笑」
「尊かった」
り「待って、分からん分からん笑」
「まずね、待ち合わせの瞬間からもう既に尊いんだよ。私のが先に着いてたんやけどさ、こばしりちゃん、小走りで寄ってきて『すみません!遅くなりました』って!いやね、待ち合わせ時間の10分前やから何も遅くないのにさ」
り「ちょ、A、どんだけ前に着いてたの笑」
「え?30分前に決まってるやん」
り「まじかw」
こばしりちゃん、可愛かったまじで
会った瞬間からやばかったもん
ご飯行った時のこばしりちゃんの仕草や動作1つ1つを、順番にりょうくんに伝える
りょうくんは「そっか笑」って聞いてくれる
東海の他のメンバーに言っても適当に流されるから、話を聞いてくれるのはりょうくんぐらいなんだよね
こばしりちゃんとのデートの話を色々語ってたら、急にりょうくんが頰に手を添えてきた
「どしたの?りょうくん」
そう言ったけど、何も返答がなく、りょうくんの顔が段々近付いてくる
「えっ、ほんとに何?」
このままじゃ、キスしそう
そう思った時にりょうくんが離れてこう言った
り「はい、取れた。顔にまつ毛ついてたよ?」
「えっ、あっ、ありがと」
びっくりした。キスされるかと思った。
自意識過剰すぎた。
り「A、今度俺とデートしよっか」
「急にどしたの?笑」
り「こばしりさんとデートしたんだから、俺ともしてよ笑」
「別にいいけど笑」
りょうくんは笑いながらそう言ってきて、私は恥ずかしくなってるのを笑ってごまかしながらそう答えた
コンビニに行くと言って、りょうくんは私の頭をわしゃわしゃして出て行った
ほんとにびっくりした。
イタリア人すぎる、あんなんされたら誰でもドキッとするやん
しばらく顔の熱が治らなかった。
211人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「紅一点」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
推し事したい(プロフ) - ちゅりさん» ありがとうございます! (2019年8月17日 13時) (レス) id: baa1cf1477 (このIDを非表示/違反報告)
推し事したい(プロフ) - かなとさん» オリジナルフラグ外しました。ご忠告ありがとうございます。 (2019年8月17日 13時) (レス) id: baa1cf1477 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅり(プロフ) - まだ一話しか読んでませんが、とっても面白かったですー!これからも更新楽しみにしてます! (2019年8月12日 22時) (レス) id: b312bb6cf1 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年8月12日 19時) (レス) id: ba1b78c8bf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:推し事したい | 作成日時:2019年8月12日 18時