二十八話 ページ32
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海斗side
あの時、俺は命にかけてでもAを守ると決めた。
俺がAに本気になった理由は他にあるけど。
その後、優翔の死にAの親が関わっていることを知る。
俺はAの親に優翔を殺すよう依頼した人物を見つけ出すと誓った。
そのために、大学卒業後、裏社会に足を踏み入れ、梵天に入った。
＿全てを思い出し、話し終わる頃には、いつものマンションにたどり着いていた。
あのいつもうるさい幹部の人達は、俺に一言も言葉をかけずに、エントランスに足を踏み入れた。
お礼くらい言えよな、なんて思いながら、車を駐車場へ向かわせる。
辛い過去を一気に思い出して、なんだか疲れたな。今日は仕事もないし、ゆっくり休もう。
そう思い、いつも鍵をかけない部屋の扉をあける。
「……は？」
「あ、きた。お前鍵くらいかけろよ」
「冷蔵庫に金入ってたんだけど」
「九井が泣いてんぞ」
「口座持ってねぇのにちゃんと金の管理できるわけねぇよな…」
「そこに置いてあったたい焼きマイキーにやったけど口答えしたらスクラップな」
「邪魔してるぞ」
「…………」
常識人鶴蝶さんしかいねーじゃん。いやそもそも人ん家入ってる時点で常識人じゃなかったわ。
マイキーに関しては無言で食ってんじゃねぇか。てかそれ二日前くらいにAに貰って楽しみにしてたんだけど。三途さん一生許さねぇわ。
灰谷兄弟さん達は何勝手に冷蔵庫開けてんだよ。
一番最初に声かけてくれた九井さんが冷蔵庫の前で絶望してんだけど。ウケる。
望月さんは冷蔵庫見ながら呆れてるし。別にいいじゃねぇかよ何処に何入れようが。
「なんだこの状況…」
幹部が俺の部屋にいる。非常事態だ俺なんかやらかしたっけ？あ、あれ？もしかしてあれ？ずいぶん前に九井さんに口答えしたから？？え、今更？？？？()
「本題に入る」
さっきまで俺のたい焼きを食っていたマイキーが喋り初めた。
「何で、お前はAに惚れた？守らないとっつー責任感だけじゃねぇだろ。お前がAに抱いてる感情は。」
普通に話してるけどこの人さっきまで俺のたい焼き食ってたからな？？騙されんなよ？文面だけで騙されんな絶対()
普通遠慮するだろ人ん家にあるたい焼き。まぁこの人達に普通なんて言葉通じないんだろうけど。
何でって？血も涙もない反社だからだよ！！！()
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ミルクティー - 泣いていたことを分かってたのかって夢主が海斗に電話をかけるシーン「優翔」ではなく「海斗」じゃないですか？ (4月5日 11時) (
レス) @page37 id: 12753137d6 (このIDを非表示/違反報告)
林檎飴玉 - 舞香さん» すいません…、作品名教えてもらっていいですか、？(( (8月10日 2時) (レス) id: 9f1f8db22f (このIDを非表示/違反報告)
林檎飴玉 - 舞香さん» たくさんのコメントありがとうございます！！舞香さんの作品、覗かせてもらいますね！！！ (8月10日 2時) (レス) @page21 id: 9f1f8db22f (このIDを非表示/違反報告)
舞香 - またまたコメントさせていただきますっ！！今回の話も面白いですねっ！私も小説書いてるんですけど、林檎飴玉さんみたいにうまく書けないです！！もしアドバイスとかあればお願いします！今回も神作品ありがとうございます！ (8月10日 0時) (レス) @page21 id: d458a1be93 (このIDを非表示/違反報告)
林檎飴玉 - 舞香さん» ありがとうございます！！楽しんでもらえるようにこれからも頑張ります☆ (8月9日 17時) (レス) @page20 id: 9f1f8db22f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：林檎飴玉 | 作成日時：2023年8月1日 0時
