第六十一話 薬研と少女 −邂逅其ノ二− ページ24
side 薬研
あのおっさんは、ただ者じゃないってのは解ってた。
うっすらと、あの若い薬剤師のあねさんを覆うようにまとわれている羽衣のように優しい雰囲気、俺はあの優しい力を知っている。
それに、あのおっさんの雰囲気は人間がするようなものじゃない。
─────俺達、付喪神に似た力だった。
「……まさか、な…」
そう考えていたら、無意識に孤児院に向けた足は止まった。
もし付喪神が居たとしても、俺には関係無い。
なのに何故、何故こんなにも気になる？
あのあねさんにまとっている加護のせいか？
だとしても、なんで俺がこんなに……っ
〝薬研〟
「……っ、くそ…」
なんで俺は現世に飛ばされたんだよ……
なんで、なんで、俺だけ……！！
後悔と何かが、俺の何かを壊そうとしてるのが、身体が悲鳴を上げているように震えている。
震えを止めようとしても、止まってはくれない。
目から暖かいモノが溢れる、梅雨の雨のように止まらない。
ふと、風が吹いた。
木の葉が円を描くように宙を舞って
空へと消える。
─────その時だった。
「虎さん、何処でしょう…？」
「院長に訊いてみようか」
ここに居ないはずの、弟の声とあの審神者とは違う凛とした声が聞こえた。
顔をあげれば、人間と手を繋いでいる
「────五虎退…？」
時はまた、過去から
＿＿＿＿＿＿
薬研side！これにてしゅーりょー！！
うわーいやっと終わったぁああ！！((
いや、えっと、遅れた理由はブランクとか創作意欲がとうらぶから別の方向(別ジャンル)に傾いたとか……
しょうがないかな！(開き直り)←
やっっっと！薬研編おわるよ！
山姥切国広と幸運の刀編を待ってた人！
ようやくですよ！そして刀剣乱舞の次のイベになんか本科山姥切疑惑浮上が出てるみたいで(訳:イベント来るまでまんばちゃん達を登場させたいゾ)
因みに文が変になってたり意味不になってたりな所がある。とか誰か思ったと思うけどあえて言わせてもらおう。
あれはわざとだよ！(※違います、作者のうっかり語彙力の低下のせいです)
作者の独り言：今現在のマイブームは戦ブラのイベントを完走させる事かな！(白目)
あとFGOで英雄王がなんか始めるそうで(気力足らない)
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