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胸騒ぎ ページ36

『はぁ…』

部隊が出陣しに行ってから
なぜか胸騒ぎがして
私は落ち着いていられなかった

「主…大丈夫かい?」

『歌仙…!怪我は?!』

部屋でバタバタしていると
歌仙が入ってきた

「僕は大丈夫…それより主が心配でね
バタバタしていたみたいだけど
何かあったのかい?」

心配そうに顔を覗き込む歌仙

『特に何かあったわけではないんだけど…
さっき長谷部達が出陣しに行ったの』

「場所は?」

『椿寺だよ』

すると顔を青ざめる歌仙

「長谷部の他に誰が行ったんだい?」

『えっと…みっちゃんと石切丸と
一期、和泉守に鶯丸』

顎に手を置き考え始める歌仙

「まずい…僕が最後に椿寺へ出陣した時
黒い霧が掛かっていた」

まさか…それって

『検非違使…?』

「あぁ…このままだと
1番練度の低い長谷部が不利になるな」

検非違使は
1番レベルの高い刀剣に合わせて出現する


『1番練度の高い刀剣は…』


「燭台切…光忠」



まさか…

『それを狙ってた…?』

「多分…」

だとしたら長谷部が危ない…!!


私は急いで部屋を出て
時間遡行装置へ向かう


「主…!!待ってくれ!!
君が向こうへ行っても怪我するだけだ!!」


後ろから追いかけてくる歌仙


それを無視し

私は椿寺へ転送された


『ごめんね、最後まで言うこと聞けなくて』

ありがとう歌仙
止めようとしてくれて


でもやっぱり私は長谷部が大切だ


依存されて
私も彼に依存されてしまったのかな

いつも側には長谷部がいたから
その長谷部がいなくなると考えたら

どうしても落ち着かなくて

行動せずにはいられなかった

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(プロフ) - 宙さん» ありがとうございます!素敵な作品だなんて光栄です>_<こちらこそ読んでいただきありがとうございました!! (2017年12月22日 22時) (レス) id: a4f3ccf7ff (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 連載お疲れ様でした!ヤンデレ大好きなので悶え苦しみながら見させて貰いました!!素敵な作品を有難う御座いました(*´∀`*) (2017年12月22日 22時) (レス) id: a57b441503 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 木野真奈さん» 無事に完結いたしました!はは…やりかねませんねwありがとうございます! (2017年12月20日 17時) (レス) id: a4f3ccf7ff (このIDを非表示/違反報告)
木野真奈(プロフ) - 来れなかった間に終わってた・・・なんか、主さんが消えた後でショックすぎてみっちゃんが手当たり次第折りそうで怖い・・・お疲れ様でした次回作も読ませていただきます (2017年12月20日 16時) (レス) id: 088ecfe5cf (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 有里雨さん» ありがとうございます!次作も頑張らせて頂きますね!こちらこそありがとうございました(*^^*) (2017年12月19日 0時) (レス) id: a4f3ccf7ff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2017年11月2日 17時

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