.｡.:*･'東方郷音節♪ '･*:.｡.

episode8「オテアワセ」 ページ10

霊夢「まぁ、やるからには容赦無しでいいわよね？」

ベト「フンっ、良かろうだが、勝負は勝負、こちらも容赦は無いからなっ！」

霊夢((＾ω＾#) 此奴･･･“消す”！！)(ﾋﾞｷｯ)
霊夢はさっきまで握っている拳を上げワナワナと震わせている、

ニックネーム(うわぁ･･･ありゃもういよいよ生半可じゃ済まされなくなっちゃたよ･･･どうするんだろベトさん･･･(汗))
一人心配するニックネームをよそに二人は早々と準備を済ませていた

ベト「では、こちらから行かせて貰うぞ！！霊夢！」
そう言うとベトは手からタクトを出す

ベト【Spielen！ wir unsere･･･】霊夢「させるか！！」

霊夢【霊符、〜夢想封印〜！】
霊夢はそう叫んだ途端五色の光る巨大な球体が表れ、ベトに向かって飛んで行く、

ベト「なっ！何ぃ！？狡いぞ！！」

霊夢「問答無用！！博麗の巫女を舐めたこと、思い知りなさい！！」

ベト「ｸﾞｱｯ!!」
ﾄﾞｶｰｰｰﾝ！！と巨大な音が鳴り響き、砂煙が辺りに舞い上がる、彼女の怒り具合から相当な意力だったのだろう、ニックネームが目を開ける頃には周囲には力を使い果たして息を切らしている霊夢しかいなかった、

霊夢「ハァ、ハァ･･･ふう、やっとスッとしたわ！」

ニックネーム(ﾋｪｪ、相変わらず恐ろしや･･･キレた霊夢さん･･･)

ニックネーム「てっ、そんな事よりもベトさんは！？」

霊夢「あマズイッ！やり過ぎた！(汗)」
慌てだした二人は急いでベトの元へ駆け寄る、
幸い、ベトは大事には至らず、気絶するだけだった、

ニックネーム「良かった･･･無事だった･･･もう！やり過ぎですよ！！霊夢さん！」

霊夢「･･･いやぁ、悪かったわよ･･･ひとまず起きたら彼に謝らないとね･･･」

ベト「グゥ･･･うぅ･･･」

ニックネーム「あっ！起きた！」

霊夢「あんた、以外にタフなのね･･･」

ベト「･･･ﾋｯ！？ 」
目が覚めて霊夢を見たベトは途端に怯えだし、後ずさりした先程の事が頭によぎったのだろう、

霊夢「あー･･･悪かったわよ･･･さっきはやり過ぎたと思ってるわ、でも！これからは人をあまり舐めない事！分かったわね？」

ベト「あぁ･･･ﾊｲ、ﾜ､ﾜｶﾘﾏｼﾀ…」
人差し指を突きつけて来た霊夢にベトは大人しく返事した、さっきの事が余程応えたのだろう、ベトはすぐさま正座して敬語で返事した

その光景を見ていたニックネームはとても驚いていた、

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