.｡.:*･'東方郷音節♪ '･*:.｡.

episode26「オドリャンセ」 ページ29

レミ「･･････」

ベト「･･･レミリア？」
レミリアはあれから一切動きが無い、と思ったら･･･

パシっ

ベト「ん？･･･」

いきなりベトの手を掴んだのだった

レミ「分かりました･･･

ルートビッヒお兄様･･･//」


ベト「･･･は？」

霊夢「いや、何言ってんの？ レミリア」


ベト「なんの冗談だ？･･･」

レミ「冗談では無いわ！ 私は本気なの！」

ベト「はぁ？」

レミ「私、さっきのお兄様の壁ドンで理解したの！」

レミ「私にはお兄様と恋に落ちる事こそが


私の運命だと言うことをね♡」


霊夢「レミリア！？ 」

咲夜「ハッ！？ お嬢様は？ ･･･あ！」




咲夜「ベーートーーヴェーーン？･･･貴方よくもお嬢様をたぶらかしましたね？ 許さない･･･！

お覚悟を！！！ 」


ベト「ちっ、違う！待て！メイド長！ 誤解だ！それはこいつが勝手に･･･」


咲夜「お嬢様を、"こいつ”呼ばわりするなｱｱｱｱｱｱ！！！！」
咲夜の手によって大量のナイフが彼を襲う、

ベト「うがああああぁぁぁ！！！来るな来るな！！」
彼は必死に逃げるが本気の咲夜はなんの躊躇もなくナイフを当てようとする･･･


霊夢「まずい事になったわね･･･ニックネーム！ 止めるわよ！」


ニックネーム「え！ 止めるってもどうやるんですか！？」


霊夢「そんなの分かんないわよ！ とにかくダメ元でも咲夜を止めるしかないわ！！ 」

ニックネーム「えぇ、･･･えぇい！どうなっても知りませんよ！？」
ニックネームは深く息を吸い込む･･･

ニックネーム〖Horen sie unsere Mus〜ic！！〗

ニックネーム「〜〜♪さぁ、舞台に上がって狂って舞って手を叩け！意のまま無我夢中におどりゃんせ、嗚呼、嘆いていたって明日は待ってくれない！ほらほら猫も杓子もおどりゃんせ！もうしっちゃかめっちゃかてんてこ舞いで血を流せ、なりふり構わないでおどりゃんせ、今この世の終わりが訪れたって構わない！〜♪」


ベト「なっ、何だ！これは！？」

咲夜「身体が勝手に･･･」

霊夢「何はともわれ、二人が止まってる･･･ナイスよ！ ニックネーム！」
彼女が歌うのは『おどりゃんせ』、この歌は聞いた対象の身体の自由を奪い、本人の意志とは関係なく無理やり踊らせる効果がある、しかしこの歌を耳にした物にしか効かない為、使い道は少ない･･･

ニックネーム「さぁ、皆の者踊り狂え！意のままに、この世の終わりが訪れようとも！神も猫も杓子も皆踊りだせ！」

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