.｡.:*･'東方郷音節♪ '･*:.｡.

episode18「サイカイシタコウハイ」 ページ21

霊夢「相変わらず、無駄にデカいわねこの館は･･･」

ニックネーム「まあ、一個一個の施設が大きめなのも理由ではありますがね･･･」

ベト「おい･･･いつになったら着くんだ」

霊夢「そうねぇ･･･こんな時に咲夜でもいたら早く着くんだけど･･･」

咲夜「私を呼びましたか？」

ニックネーム「あ、咲夜さん！」

ベト「 ！？ どっから出てきたんだ！？この女！？ 」

霊夢「！？ 咲夜！ 急に出てくるの止めなさいよ！」

咲夜「あら、驚かせましたか？ すいません、ちょっと魔が刺してですね･･･」

ニックネーム「いつからいたのですか？咲夜さん」

咲夜「たった今ですよ、ご紹介遅れましたね、当館のメイド長の"十六夜咲夜”と申します」

咲夜「それはそうと霊夢、」

霊夢「何？」

咲夜「貴方、来る方向間違ってるわよ？･･･」

霊夢「･･･え？」

咲夜「そのままそっちに向かうとパチュリー様の居る図書館になるわよ？ お嬢様のいらっしゃる場所はここから反対方向よ」

霊夢「･･･はぁ？」

咲夜「"はぁ？” じゃないでしょ･･･ニックネーム様、もしかして言ってませんでしたか？」

ニックネーム「いやぁ･･･アハハ･･･何かちょっと違うなって思ってたましたけど、まさか本当に道がぎゃくだったとは･･･すいません。」

霊夢「それ早く言いなさいよ！全くもう！」

咲夜「なら、お嬢様を待たせる事はいけませんので私が案内致しましょう それと、そこの貴方？」
咲夜はベトに話しかける

ベト「何用だ、メイド」

咲夜「お嬢様が貴方に会いたがっております、何でも自分自身と似たような物を貴方様から感じておらっしゃるの事らしく･･･」

ベト「俺が？」

咲夜「はい･･･それともう1人、貴方に今すぐにでもお会いしたい方がいらしてですね、その人は･･･」
と咲夜が説明しようとしたその時、

？「先パァァァァァァァァいイぃぃぃぃ！！！！！」
誰が大声で叫びながらこちらに向かってきていた

ニックネーム「！ あの声って！」

霊夢「何！？何この声！？」

咲夜「まさか！」

ベト「･･･」

シュ「ベートーヴェン先輩！！ ご無事で何よりです！！」
こちらに走ってきたのはシューベルトだった、シューベルトはベトに向かって飛び付いたと思ったら直ぐ様ベトの腰に抱き着いた

霊夢「･･･え･･･ベト、知り合い？」

ベト「知らん！と言いたい所だか･･･こいつも仲間だ、おい、シューベルト、離せ！」

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