.｡.:*･'東方郷音節♪ '･*:.｡.二音目

episode83「新展開」 ページ50

一方、ニックネーム達が去った幻想郷では…

霊夢「ねぇ、魔理沙、言ってもいい？」
ニックネームが居なくなったことでちょっとした喪失感を霊夢と魔理沙、


魔理沙「…いいぞ」


霊夢「……退屈」

魔理沙「だと思ったぜ…、私も同意見だ」

霊夢「やっぱり、ニックネームが居ない幻想郷なんて1人でいるようなもんよ！こうなれば…」
ガバッと起き上がる霊夢はそのまま神社の奥の部屋に入っていった、

魔理沙「 ？。 どっか行くのか？」

霊夢「ニックネームんこと」

魔理沙「はぁ！？」
突拍子のない霊夢の発言に思わずそのまま起き上がる魔理沙、
魔理沙「行くって言ってもどうやって行く気だよ！」
霊夢「そんなの、紫に頼む他ないでしょ！それに私あん時のことまだ許してないから！」
ある方荷物を風呂敷にまとめた霊夢はどこかに飛んで行った、

魔理沙「あ、おいっ待てって！！私も行く！置いていくなよ！」
魔理沙も霊夢の後を追うように箒を手に取り飛んで行った、

〜〜〜

紫「……話は大体分かったけど、霊夢、あなた正気？」

霊夢「あっったり前でしょ！ニックネームとあのバカ妖精だけじゃ心配もするし」

紫「だけどね霊夢、あなたは幻想郷の巫女でしょ、貴方が持ち場を離れると…」
霊夢の言い分に少し呆れた紫はそう霊夢に諭すが、

霊夢「そもそも、紫アンタ、、ニックネームの背中、押したでしょ」(黒顔)

紫「あ、、」
その事を思い出し急に青くなる紫、

紫「……分かった、分かったわよ！霊夢！貴方が外の世界に行く事を許可します！でもその代わり、妖怪が悪さしたら直ぐにこっちに来ること！良いわね？」
観念した紫は霊夢が外の世界に行く事を許可した、すると部屋の襖が勝手に開き、

魔理沙「ちょっと待ったーー！！霊夢が行くなら私も連れてけー！」
大荷物を抱えた魔理沙が息を切らしながら二人に言った、

霊夢「魔理沙！ 何なのよその荷物…！引越しじゃあるまいし…」

魔理沙「！ 何だよ…悪いか？」

紫「百歩譲って荷物の事は良いとして…随分行きたげね、魔理沙……何か他に目的でもあるの？」

魔理沙「！ いや別に！？ただ私は霊夢と同じでニックネームがいなくて寂しいだけだぜ？！」チラッ チラッ
図星を突かれた魔理沙は分かりやすい位視線を横に流す、

紫「……あ そうだわ！」
ふと何かを思いついた紫、

ﾚｲﾑ/ﾏﾘｻ「？」




紫「最初から幻想郷とあの世界を繋げればよかったのよ！」

紫「そうと決まれば…」
〜〜
作者「すいません、次に続きます！！」

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