episode65「逃ゲタソノ先デ」 ページ33
鈴仙「ニックネームさーん、検診のお時間ですよ…てっいない!?」
鈴仙が病室に入るとそこはもぬけの殻だった。
鈴仙「あわわ…直ぐにお師匠様に報告しないと…」
慌てた鈴仙は永琳のいる診察室に向かう、
鈴仙「お師匠様!ニックネームさんがおりません!まさか…」
永琳「その可能性は無いわ鈴仙…実はねいまさっきここにこんな物が置いてたのよ」
と言った永琳が見せてきたのは一枚の紙切れだった。
鈴仙「これは…手紙…ですか? ええっと…『永琳先生へ、私はもう治ったので姉さんの元へ帰ります。ありがとうございました。ニックネームより』…なにかのイタズラですかね?」
永琳「いいえ、これは間違いなくあの子の字よ。」
鈴仙「それじゃあつまり…ニックネームさんは勝手に許可なく退院して紫さんの所へ行ったと…」
永琳「そのようね…さっきこの手紙と一緒に着ていた入院服が綺麗に畳まれた状態で置いてあったわ。」
鈴仙「割にそういった所は几帳面なんですね。あの人……」
〜〜〜
霊夢「やっっと捕まえた!」
ニックネーム「ぎゃ?!」
病院から逃げ出したニックネームは霊夢とのちょっとした弾幕ごっこの後、隙を突かれて捕まえられた。
魔理沙「その辺にしといてやれよ、霊夢」
霊夢「たくもう…無駄にスピードが早いんだから……」
ニックネーム「むぅ…」
魔理沙「んでも、霊夢と結構いい勝負だったぜ。前よりかは、腕あがったんじゃねぇか?」
霊夢「そうね、あの時は今日より早く終わったけど、修業の成果が出たんでしょうね。良かったわねニックネーム」
ニックネーム「それでもまだ霊夢さんには勝てなかったですけどね、さぁ、行きましょうか、姉さんが待ってますし、」
霊夢「言っとくけど話が終わったら永琳に謝っときなさいよ。」
ニックネーム「はーい」
〜〜〜〜
紫「随分回復が早かったわね、」
霊夢「しかも起きた途端にすぐに飛んで弾幕を打ったからね…ある意味…アホね」
ニックネーム「そろそろ泣きますよ?私(霊夢「勝手に泣いてなさい」…(´・ω・`)」
紫「まぁ、喧嘩しないの…それじゃあ私からの頼み事ね、ニックネーム、単刀直入に言うわ……」
ニックネーム「はい」
紫「"貴方にはクラシカロイド達の世界に行ってもらいます "」
ニックネーム「……え?」
霊夢/魔理沙「は?」
episode67「リユウはね」→←episode64「見舞い」
1人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Toukura(プロフ) - @りのくさん コメントでの感想いつもありがとうございます!! (2022年7月31日 9時) (レス) id: 0ff4b4e40b (このIDを非表示/違反報告)
Toukura(プロフ) - ありがとうございます!! (2022年7月17日 19時) (レス) id: 0ff4b4e40b (このIDを非表示/違反報告)
りのく(プロフ) - 更新お疲れさまです!夢主ちゃんの頑張りで無事に解決して、プリン談義をおこなう皆が可愛かったです。プリンに大喜びの夢主ちゃんもすっごく和みました……!番外編も面白かったです、1000HITおめでとうございました!(*ᴗˬᴗ)⁾⁾ (2022年7月17日 19時) (レス) @page16 id: 6dc8803727 (このIDを非表示/違反報告)
Toukura(プロフ) - コメントありがとうございます!実はちょっとした伏線があるので今後の展開を楽しみにしててください!!m(_ _)m (2022年7月13日 20時) (レス) id: 0ff4b4e40b (このIDを非表示/違反報告)
りのく(プロフ) - 白いスキマもなんだか気になります、夢主ちゃんの頭痛や目の痛みも心配ですが、最後は無事に解決することを祈ります……!今後もどうか、ご自分のペースでゆったりと執筆なさってくださいませ〜。(*ᴗˬᴗ)⁾⁾ (2022年7月13日 17時) (レス) id: 6dc8803727 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Toukura | 作成日時:2022年6月25日 20時