.｡.:*･'東方郷音節♪ '･*:.｡.二音目

episode56 「フカイネムリにゲキツウ」 ページ24

ベト「様子がおかしいな、、おい起きろ小娘！！」
見かねたベトがニックネームの背中や頭を叩いて叩き起こそうとしたがピクリとも動かない、

レミ「ちょっとお兄様！やりすぎよ、ニックネーム、ダメよテーブルで寝ちゃ⋯」
テーブルに腕をついて寝るニックネームの頬をつまんだり引っ張りしたレミリアだが、ニックネームの頬にレミリアの爪痕が付いただけでニックネームはまだ寝たままだった、

レミ「おかしいわね⋯結構強めに引っ張ったのに、明らかにこれは異常よ！」

ニックネーム「ヴッ⋯⋯！」
するとニックネームの寝顔が急に険しくなる、

レミ「ニックネーム！貴方今日変よ、帰って休んだら？」

ニックネーム「がぁあ⋯⋯い"た"い"⋯⋯」
そして苦痛の声をあげ、床に倒れ込む、なんだか表情も青くなりかなり苦しそうだ⋯⋯

レミ「どうしたの！？ 痛いってどこが、、」

ニックネーム「い"た"い"よぉ"ぉ"ぉぉぉおおぉぉ」
レミリアの言葉を無視し、倒れながらちぎれそうになるほど髪を引っ張りだすニックネーム⋯

ベト「何が起きた！？しっかりしろ小娘！！」

レミ「咲夜ーー！！！お願い、誰か来てーー！！」

ニックネーム「はぁはぁ⋯⋯助け⋯⋯て⋯⋯」

「ニックネーム様！！〔さん！〕 、〔お姉ちゃん！！〕〔ニックネーム！！〕、〔ニックネームちゃん！！〕」
レミリアの声を聞いて急いで駆けつけていたのは、紅魔館のメンバーと魔理沙、そしてクラシカロイドのシューベルト、ショパン、モーツァルトだった、

フラン「嫌だ！死なないでお姉ちゃん！！」

パチェ「刺激しちゃ駄目よフラン、レミィ、ニックネームに何が起きたの？」

レミ「分からないわ、急にこうなりだして⋯⋯とにかく早く永遠亭に⋯！」

パチェ「分かったわ、こあ！担架の用意を⋯！早く！！」

小悪魔「はい！」

パチェ「そう言えば、霊夢は？ 彼女はどこに⋯？」

ベト「あいつなら、白玉楼に居るはずだ！」

レミ「美鈴、聞いたわね？ニックネームの携帯で白玉楼に居る霊夢にニックネームの事を伝えて！」

美鈴「はい！ニックネームさん、ちょっと失礼しますよ⋯」
美鈴は倒れているニックネームの懐から携帯を取りだし電話を掛けだす、

レミ「咲夜とシューベルトは、ニックネームの容態確認、ショパンは小悪魔を手伝って！ お兄様、魔理沙、と私は永遠亭に行きましょう！」

咲夜シュー「はい！お嬢様」

ショ「うん！」

ベト「あぁ！」
レミリアの指示によって動きだす一同⋯そんな様子を外の木の上から満足気に眺める何かがいた、

？「きゃはは、おっもしろーい！！」

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