獅子と虎 ページ7
五虎退視点
雲1つないいい天気なのに…
今日はあるじさまの護衛ではなく
学園の警備をする日です｡
これもあるじさまのためだとわかっていても
あるじさまのそばにいたいですぅ……
植物園…
五虎退「ど…どうしよう…虎くんたちがどこか行っちゃった…」
植物園の警備をしに足を踏み入れると
虎くんたちは一斉に飛び出しどこかへ
行ってしまった｡
五虎退「と…虎くーん！どこに行っちゃったんですかぁーーー！！」
僕は声を張って虎くんを呼ぶ｡
五虎退「虎くーーん！！」
それでも返事はない｡僕は恐る恐る
植物園内を歩き回ることにした｡
五虎退「見たことのない植物がいっぱいです…………この花…綺麗だなぁ｡あるじさまが好きそう…今度あるじさまと一緒に見にきたいなぁ……」
あるじさまは今まで我慢してた学園生活を楽しんでる…
あまり我儘は言えないけど…
護衛の日に一緒に散歩ぐらいなら許してくださるはず…
あるじさまはもちろんまんばさんや薬研兄さんも｡
五虎退「っと虎くんを探さないと…………ん？茂みに誰か…」
僕は誰かの気配を感じでそーっと茂みを覗き込むと…
サバナクロー寮長 レオナ・キングカラーさんが
なぜか虎くんたちと一緒に地面に転がり昼寝をとっていた｡
五虎退「(と…虎くぅーーーーんっ！！！)」
声を出さなかったことを誰かに褒めて欲しい…
五虎退「ど…どうしよう…近づいたら絶対に気づかれちゃうし…そしたら虎くんに何をするか……」←超小声
あるじさまに戦闘許可をもらっていない
この状況…対策する術が………
ﾚｵﾅ「…ふぁぁ……………あ？なんだこのチビども？」
五虎退「(ヒエェーーーーーッ！！)」
僕は咄嗟に隠れて様子を伺う｡
レオナさんは1匹の虎くんを
抱えてマジマジと見つめる｡
ﾚｵﾅ「確かこいつ……あの草食動物の白いちびっ子護衛人が連れてた虎か？なんで虎を連れてるのか気にはなってたが…主人も近くにいるのか？」
虎くんはレオナさんの質問の意味がわかったのか
レオナさんの膝で寝ていた別の虎くんが
僕のいる方に歩き出し
僕の服の裾を口で咥えては引っ張る｡
五虎退「わっ…！虎くん待って！」
その勢いに耐えられなかった僕は
茂みから勢いよく飛び出し
レオナさんの目の前で転ぶ
.
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ユノン - 番外編見ました面白かったです！ (2月18日 17時) (
レス) @page50 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 氷の妖精姫♪さん» 番外編楽しみにしてます！ (1月26日 20時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 氷の妖精姫♪さん» エース達と火車切りの絡みが見てみたいです！ (1月18日 14時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
氷の妖精姫♪(プロフ) - 猫又さん» コメントありがとうございます！いやぁ、彼らがホストなら大儲け間違いなしですねwでもうちの子はホストにしません！！と言うことで諦めろアズール！！ (10月28日 8時) (レス) id: 8f37d05276 (このIDを非表示/違反報告)
猫又 - 氷の妖精姫様、面白かったです！素敵な萌えを有難う御座います！！はわゎ、福ちゃんや実休さんまでおられる(-人-)ｱﾘｶﾞﾀﾞﾔｧ 何百万マドル積めばよいでしょうか？ドンペリいれた方が良いですか？(ホスト違ぅ) (10月27日 11時) (レス) id: 2157a47614 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷の妖精姫♪ | 作成日時：2022年8月13日 1時
