・続き ページ43
A視点
気合を入れているとガシャーンという音が
ラウンジ中に響き渡る。
A「何？」
福島「……謙信？」
福島の口から謙信の名が出たのを聞いた私は
咄嗟に音のする方へと走ろうとするが
福島に止められゆっくり近づいた。
質の悪い客A「おーおー！テメェが持ってきた料理の中に虫が入ってたんだが？どういうことだァ？！」
謙信「そ…そんなわけないんだぞ」
質の悪い客B「アァ？客の言ってることにケチつけんのかこのクソガキ！！」
謙信が質の悪い客に絡まれてるのを見て
長船派のみんなは一気に怖い顔になる。
思わず「ヒェ…」って言った私は悪くない。
特に小豆がヤベェ…あの子特に謙信を可愛がってるし
怒りのオーラがやばい…
助けに出たいけど福島がずっと
私の腕を握ってるので前に出ることも叶わない。
どうしたもんかと頭を抱えていると…
実休「ねぇ」
A「実休さぁ〜〜〜ん！！？」←小声
質の悪い客A「あ？テメェも俺たちにケチつけるきかア゛ァン！？」
実休「さっき見ちゃったんだけどその虫自分たちで入れてたよね？自分たちでやったのになんでこんなことしてるのか気になっちゃって」
質の悪い客A「は？」
実休さぁ〜〜ん！！！顕現したばっかで
何にもわかんないのは仕方ない！！
仕方ないけど今はお口チャック！！
質の悪い客B「そ、それはお前の見間違いだろ！？言い掛かりすんなよ！！」
実休「確かに僕は太刀だから短刀や脇差より目はよくないけど…君たち人間よりはいいと思うよ？それに今の時代にはぼうはんかめらってのがあるんだよね？それで確認すれば一発だと思うけど？」
実休がそういうと質の悪い客は焦り始め拳を握り
一人は謙信の腕を強く掴み人質に
もう一人は実休に向かって握った拳を振りかざす。
質の悪い客A「っるせぇ！！」
A「謙信！実休！」
拳が実休に当たるその瞬間。
どこからともなく包丁が
質の悪い客の顔スレスレに投げ込まれた。
いきなりのことに体が硬直する質の悪い客。
見物していた他の客たちは包丁が投げ込まれた方へと
視線を映すと滅多なことでは怒らないで
有名な燭台切が般若の顔をしており
その横では明らかに包丁を投げたであろう
フォームをとっていた小豆がいた。
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 123人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユノン - 番外編見ました面白かったです！ (2月18日 17時) (
レス) @page50 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 氷の妖精姫♪さん» 番外編楽しみにしてます！ (1月26日 20時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 氷の妖精姫♪さん» エース達と火車切りの絡みが見てみたいです！ (1月18日 14時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
氷の妖精姫♪(プロフ) - 猫又さん» コメントありがとうございます！いやぁ、彼らがホストなら大儲け間違いなしですねwでもうちの子はホストにしません！！と言うことで諦めろアズール！！ (10月28日 8時) (レス) id: 8f37d05276 (このIDを非表示/違反報告)
猫又 - 氷の妖精姫様、面白かったです！素敵な萌えを有難う御座います！！はわゎ、福ちゃんや実休さんまでおられる(-人-)ｱﾘｶﾞﾀﾞﾔｧ 何百万マドル積めばよいでしょうか？ドンペリいれた方が良いですか？(ホスト違ぅ) (10月27日 11時) (レス) id: 2157a47614 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：氷の妖精姫♪ | 作成日時：2022年8月13日 1時
