第161話 ページ11
NO視点
ﾚｵﾅ「本気を出せ？馬鹿馬鹿しい｡本気になったところで、何も変わらねぇよ｡……失せろ。明日の朝日が拝みたいならな」
ｼﾞｬｯｸ「………」
レオナは鋭い目付きでジャックを睨みつけて言うと
ジャックはレオナの言う通りに大人しく部屋から出て行こうとするが
1度足を止め振り返る
ｼﾞｬｯｸ「その前に1つ…アンタたちに伝言を頼まれた」
ジャックの言葉に首を傾げるレオナとラギー
ｼﾞｬｯｸ「昼間…短剣を持ってた小さい子供たちからの伝言だ｡『次…あるじさまに何かしたら…容赦なく斬る』……っだそうだ」
それだけ伝えて出ていくジャックの後ろ姿を見て
警戒していたラギーがレオナに向かって呟く
ﾗｷﾞｰ「アイツ、危険ッスね｡オレ、やっちまいましょうか？」
ﾚｵﾅ「まぁ、待て｡どうせあいつがクロウリーたちにチクッたところで証拠は何もない｡それに、あいつの能力は潰すには惜しい｡動向だけしっかり見張っておけ」
レオナは続けて「それより…」っと言う
ﾚｵﾅ「問題はあの女だ」
ﾗｷﾞｰ「あぁ…あの刃物を持った護衛人がいる特待生…ちょっと前に別のやつと会いましたよ｡そいつは今日の子供より殺気を放ってなかったッスけど…警戒はしてたと思います」
ﾚｵﾅ「…………手を出せばこっちがやられるのは目に見えてる…だからと言って野放しにするとろくな目に合わないだろうな」
それを聞いたラギーは目を丸くする
ﾗｷﾞｰ「そんなにッスか？」
ﾚｵﾅ「主人である女は力で押せばなんとかなるだろう｡だがその周りにいる護衛人が厄介だ」
レオナの言葉にラギーは首を傾げる
ﾚｵﾅ「そばにいた護衛人は2人だったが…他にももう2人そばにいたはずだ」
ﾗｷﾞｰ「え゛っ！」
ﾚｵﾅ「あの女にディスクが行った時｡近くにいた護衛人2人の殺気と少し遠くから2つの殺気を一瞬感じた｡すぐに抑えたらしいがあの感じは間違いない」
ラギーは『全然気づかなかった…』っと言いたそうな顔をする
ﾚｵﾅ「お前でも気づかなかったんだ｡あの場にいた人間は俺以外誰も気づいてないだろう」
ﾗｷﾞｰ「マジッスかぁ……」
？「…………だったら…主さんには手を出さないほうが得策だってわかるでしょ？」
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氷の妖精姫♪(プロフ) - 憑喪姫さん» コメントありがとうございます！鑑賞シーンは番外編の方で書かせていただきますね！ (2022年9月13日 7時) (
レス) id: 171a5b5ca0 (このIDを非表示/違反報告)
憑喪姫(プロフ) - いつも楽しく見せてもらっています。薄桜鬼の話が出たとはとても驚きましたが、私自身もとても好きなのぜとても萌えました。出来ればなのですが、鑑賞シーンを番外編として読んでみたいです！！ (2022年9月13日 1時) (レス) @page45 id: a6e4edb5ec (このIDを非表示/違反報告)
氷の妖精姫♪(プロフ) - アスパラガスさん» …………なぜバレた？そこまで詳しくはないんですけどちょろーと見たことがありますね！ (2022年9月11日 13時) (レス) id: 171a5b5ca0 (このIDを非表示/違反報告)
アスパラガス - 知るか馬鹿ヤローこのヤロー｡って…あなたもしやｯドリフターズを知っているだと…！？ (2022年9月10日 23時) (レス) @page44 id: 3c601836b6 (このIDを非表示/違反報告)
ふわな(プロフ) - 更新ありがとうございます！作者様の無理なく頑張ってください！ (2022年8月25日 22時) (レス) @page35 id: 9150cee976 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷の妖精姫♪ | 作成日時：2022年7月20日 11時
