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第9話 ページ9

A視点












歩きながらこの学園のことを教えてもらいつつ目的地に着いたのだった





鏡の間 入学式会場…






ある扉の前に着くと中から話し声が聞こえてくる。





しかもかなりの人数がここに集まっているようだ





タブレットの声「職務放棄…………」


ターバンの男「腹でも痛めたんじゃないか?」





そんな言葉が聞こえると学園長は扉に手を当て大きな声で…





クロウリー「違いますよ!」




っと叫んだび扉を乱暴に開けた




赤髪の男「あ、来た。」


クロウリー「まったくもう。新入生が2人足りないので探しに行っていたんです。さあ、寮分けがまだなのは君たちだけですよ。狸くんは私が預かっておきますから早く闇の鏡の前へ」




部屋の中を見渡す限り黒・黒・黒黒黒黒黒。




ここまで黒一色だと逆に面白い……




っというかもしこの空間に鶴さんがいたら目立つだろうなぁ




しかもこの部屋にはたくさんの『(ゲート)』が空中に浮きその真ん中には大きな『鏡』が浮かんでいる





ユウ「……人が多い…」





それな……ってかなんでみんな男ばかりなの?





グリム「ふぐぐーーー!!!」





学園長は自身の片腕で暴れるグリムの体と口を拘束して





私たちに微笑んで闇の鏡と呼ばれる鏡の前に押す





ユウ「いや、あのっ…」





闇の鏡「汝の名を告げよ」





しゃべった…もしかしてあの鏡は付喪神なのかな?





ユウ「_________っ!!!?」





見たことのない光景にユウが驚いてる…





ユウ「…………ユウです」




あの子もう半泣きだよ…そんなに怖いのか?





にっかりの怪談話に比べたら全然平気だよね!!





闇の鏡「汝の魂のかたちは………」






闇の鏡「…………………」






闇の鏡「…………………」





A「?」





鏡が何も言わなくなったので私とユウは思わず首を傾げる





闇の鏡「わからぬ」





ありゃ?




クロウリー「なんですって?」




闇の鏡「この者から魔力の波長が一切感じられない。色も、形も、一切の無である。よって、どの寮にもふさわしくない!」





その闇の鏡の言葉が会場中に響き渡ると周りにいた人間達がザワザワと騒ぎ始めた






.

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深夜 - pixivで書いてもよろしいでしょうか?主人公は女主から男主にします (2022年10月31日 22時) (レス) id: 880b7bddc6 (このIDを非表示/違反報告)
氷の妖精姫♪(プロフ) - しゅわ。さん» コメントありがとうございます!気合を入れて続きを書きます!! (2022年6月4日 10時) (レス) id: 171a5b5ca0 (このIDを非表示/違反報告)
しゅわ。(プロフ) - おおお…!資料上は私の本丸と全く一緒だ!もしや…運命?笑 続き楽しみにしてますー! (2022年6月3日 21時) (レス) @page1 id: 187d736550 (このIDを非表示/違反報告)
氷の妖精姫♪(プロフ) - ユノンさん» コメントありがとうございます!アズールと一期の絡みは番外編として近々書いてみますね (2022年6月2日 19時) (レス) id: 171a5b5ca0 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 氷の妖精姫♪さん» アズールと一期一振の絡みが見てみたいです (2022年6月2日 12時) (レス) @page36 id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:氷の妖精姫♪ | 作成日時:2022年4月16日 0時

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