第41話 ページ41
一期視点
アズール「はぁ…」
一期「あずーるさんはご兄弟はいるんですか?」
アズール「いいえ、一人っ子です」
一期「そうでしたか…私には想像がつきませんな」
アズール「一人っ子が…ですか?」
あずーるさんの問いに私は頷く
一期「私が居る本丸には沢山の兄弟と仲間たちが居るので"一人っ子"っというのは想像もつきません」
アズール「ご兄弟は全員で何人ぐらい居るんですか?」
一期「………弟は大体…14、15ぐらいかと」
アズール「15っ!?多いですね…寮生の中でもそんな大家族がいるなんて話は聞いたことがないですよ…」
そういえば主殿がこの学園の生徒は
7つの寮に分かれて暮らしているっと言っていましたな…
アズール「っと…話がそれましたね…イチゴさんにお願いしたいんですが…」
一期「はい?」
アズール「先ほどのことは誰にも言わないでもらえますか?」
一期「いいですよ」
アズール「そんなあっさり!?で…では何か対価を……」
あずーるさんの反応に私は首を傾げる
一期「別に貴方のことを言いふらすつもりなどありませんよ。対価なんてなくても…」
アズール「僕が気にするんです!!」
これは何か対価を言わなければこの場から去れませんね…
一期「………では…1つだけ相談事…なのですが…」
アズール「…っ!はい!僕でよければぜひ」
なぜかとても嬉しそうだ…
一期「先程私には沢山の弟がいると言いましたね」
アズール「はい」
一期「その中に1人…薬研っという子がいるんです。あの子は主殿が審神者となる前からずっとそばにいるいわば本丸の大黒柱なのですが…何かと1人で抱え込みがちで…手伝うと言っても大丈夫の一点張り。他の兄弟たちと遊ぶ時間も作れず1人で主人殿を支えているんです」
アズール「それは…ダメなことなのですか?」
一期「いいえ。兄の私としてもとても鼻が高いのですが…1人で無茶をしてばっかりで……たまには仕事のことを弟たちと遊んでほしいっと思ってしまうんです」
薬研は偉い…主殿に信頼され他の刀剣たちにも頼りにされてる
だからこそ…誇らしい気持ちと同じぐらい心配になるのだ…
アズール「………その弟さんのことが大切なんですね…」
一期「えぇ、私の自慢の弟ですな」
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深夜 - pixivで書いてもよろしいでしょうか?主人公は女主から男主にします (2022年10月31日 22時) (レス) id: 880b7bddc6 (このIDを非表示/違反報告)
氷の妖精姫♪(プロフ) - しゅわ。さん» コメントありがとうございます!気合を入れて続きを書きます!! (2022年6月4日 10時) (レス) id: 171a5b5ca0 (このIDを非表示/違反報告)
しゅわ。(プロフ) - おおお…!資料上は私の本丸と全く一緒だ!もしや…運命?笑 続き楽しみにしてますー! (2022年6月3日 21時) (レス) @page1 id: 187d736550 (このIDを非表示/違反報告)
氷の妖精姫♪(プロフ) - ユノンさん» コメントありがとうございます!アズールと一期の絡みは番外編として近々書いてみますね (2022年6月2日 19時) (レス) id: 171a5b5ca0 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 氷の妖精姫♪さん» アズールと一期一振の絡みが見てみたいです (2022年6月2日 12時) (レス) @page36 id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:氷の妖精姫♪ | 作成日時:2022年4月16日 0時