第29話 ページ29
A視点
私の周りにわちゃわちゃと
集まる短刀たちの頭を撫でていると
今剣が私に抱きつきながら誇らしく言ってくる
今剣「あるじさま！ぼくがんばっておへやをきれいにしたんですよ！ほめてください！！」
A「今剣も手伝ってくれたんだ！ありがとうよくがんばったねぇ」
今剣「えへへ…」
褒めながら頭を撫でると今剣の周りに桜の花びらが舞う
それを見ていた乱藤四郎と信濃藤四郎が羨ましそうな
顔をしながらその場でぴょんぴょんと跳ねる
乱「いいなぁ！ボクも頑張ったんだよ！」
信濃「大将俺も〜！懐入らせてぇ〜っ！！」
それを聞いていた短刀たちは俺も僕もっと迫ってくる
A「はいはい｡順番に撫でてあげるから」
包丁「主！学校ってとこに人妻はいた！？」
A「ここは男子校ですからね？人妻なんていませんからね？？」
いや、待てよ……先生に奥さんや旦那さんがいたら人妻…………
このことを包丁に言うのはやめよう｡絶対にやめよう｡
薬研「楽しそうにしてるところ悪いが…日が暮れて肌寒くなってきたしそろそろ中に入ろうや」
A「そうだね｡そうしようか」
私は短刀たちの背中を押しながら寮の中へ
入ろうとするが人数がかなりいることを思い出す
A「っとは言っても………流石にこの人数じゃあ多いし本丸のほうに行こうか」
山姥切「それもそうだな」
私は端の方でしょんぼりとしながら
膝を抱えている長谷部を見つけて口を開く
A「長谷部｡悪いけど本丸へと繋ぐ扉を開けてきてくれない？」
長谷部「おまかせあれ！！」
そう言うと長谷部は分かりやすく元気になり
そのまま長谷部は光の速さで寮の中へと行き
扉を開けてくれた
薬研「大将は長谷部の旦那の扱い方をわかってるなぁ」
A「まぁね」
秋田「早く中に入りましょう主君！」
A「そうだね…あぁ、そうだ前田に平野」
前田藤四郎と平野藤四郎を呼ぶと
二振りは同時にこちらに振り向く
前田「はい」
平野「なんでしょうか？」
A「悪いんだけどお茶を入れてきてくれない？ちょっと喉乾いちゃって…」
前田「かしこまりました」
平野「お任せてください」
そう言ってニ振りはお茶を入れに行くべく
小走りで中に入って行った
A「うちの子優しくて泣きそう」←
薬研「もうすでに泣いてるぞ大将」←
.
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深夜 - pixivで書いてもよろしいでしょうか？主人公は女主から男主にします (2022年10月31日 22時) (
レス) id: 880b7bddc6 (このIDを非表示/違反報告)
氷の妖精姫♪(プロフ) - しゅわ。さん» コメントありがとうございます！気合を入れて続きを書きます！！ (2022年6月4日 10時) (レス) id: 171a5b5ca0 (このIDを非表示/違反報告)
しゅわ。(プロフ) - おおお…！資料上は私の本丸と全く一緒だ！もしや…運命？笑 続き楽しみにしてますー！ (2022年6月3日 21時) (レス) @page1 id: 187d736550 (このIDを非表示/違反報告)
氷の妖精姫♪(プロフ) - ユノンさん» コメントありがとうございます！アズールと一期の絡みは番外編として近々書いてみますね (2022年6月2日 19時) (レス) id: 171a5b5ca0 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 氷の妖精姫♪さん» アズールと一期一振の絡みが見てみたいです (2022年6月2日 12時) (レス) @page36 id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷の妖精姫♪ | 作成日時：2022年4月16日 0時
