第2話 ページ2
NO視点
本丸…
秋風吹く本丸の廊下に巫女服を着た1人の少女が歩いている
A「薬研?やげーん!!」
彼女はこの本丸の主人。審神者名ソラこと空閑 A。
審神者の中でもかなりの強者である。
A「やげーーーーーーん!!!!」
山姥切「うるさいぞ」
A「あっ!まんばちゃん!!」
ボロ布を深く被った彼はこの本丸の資料上の初期刀。山姥切国広。
山姥切「そこまで大声を出さなくても良いだろうに…」
A「だって薬研がいないんだもん…まんばちゃんは薬研がどこにいるか知ってる?」
山姥切「知らないが…この時間だと自室か畑じゃないか?」
A「そっか!じゃあ行ってみる。ありがとうまんばちゃん!!」
Aは笑顔で山姥切に手を振りながら薬研の自室へと向かった
山姥切「まったく…騒がしいな…」
山姥切は呆れている声を出すもその顔は笑みを浮かべていた。
その頃Aが薬研の自室に向かうとそこには白衣を着て眼鏡をかけた美少年が本を読んでいた。
Aは彼に気づかれないように近づき背中に突撃する。
A「やーげーん!!」
薬研「うわぁっ!って…なんだ大将か…」
A「なんだとはなんだ!!せっかく私が来てあげたというのに!!」
Aは頬を膨らませながら薬研の肩に顎を載せる
薬研「わかったわかった。俺が悪かったよ大将。で?どうしたんだ?」
薬研はAの頭を優しく撫でながら用件を聞く
A「ん?あぁ、今日の出陣のことなんだけどね。最近お休みなかったから今日はお休みにしようかなって。急ぎの要件もないしみんなでパーっと遊ぼ!」
薬研「大将にしては良い案を出すじゃねぇか」
A「薬研ひどーい!!」
薬研「ハッハッ!冗談だ冗談」
A「もー!そんなこと言うなら今日の懐は薬研じゃなくて五虎ちゃんにするよ!!」
薬研「おっとそれは困る。そこは俺の特等席なんだ」
そう言って薬研はAのご機嫌を取り始めるも
Aはそれがおかしいのか先程話に上がった五虎退を呼ぶ
A「五虎ちゃーん!今日の主さまの懐は君だよー!」
五虎退「ほ…本当ですか…?嬉しいです…!」
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深夜 - pixivで書いてもよろしいでしょうか?主人公は女主から男主にします (2022年10月31日 22時) (レス) id: 880b7bddc6 (このIDを非表示/違反報告)
氷の妖精姫♪(プロフ) - しゅわ。さん» コメントありがとうございます!気合を入れて続きを書きます!! (2022年6月4日 10時) (レス) id: 171a5b5ca0 (このIDを非表示/違反報告)
しゅわ。(プロフ) - おおお…!資料上は私の本丸と全く一緒だ!もしや…運命?笑 続き楽しみにしてますー! (2022年6月3日 21時) (レス) @page1 id: 187d736550 (このIDを非表示/違反報告)
氷の妖精姫♪(プロフ) - ユノンさん» コメントありがとうございます!アズールと一期の絡みは番外編として近々書いてみますね (2022年6月2日 19時) (レス) id: 171a5b5ca0 (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 氷の妖精姫♪さん» アズールと一期一振の絡みが見てみたいです (2022年6月2日 12時) (レス) @page36 id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:氷の妖精姫♪ | 作成日時:2022年4月16日 0時