三十話〜蒼い薔薇さんリク〜 ページ33
『チッ、酷いめにあった…』
自室にて一息つく
あの後、一期から逃れた包丁と信濃には懐に飛び込まれ
それを見た鶴丸と一期が無理矢理剥がそうとするも包丁と信濃は離れない
乱を初めとして、短刀達が次々に抱きついて来て訳の分からない状況になった
大将が騒ぎを聞きつけてなぜか俺だけ説教された
今は女なんだから気安く触れられたらダメだ！！とか…
体は女だが、中身は男だし力もそのままだ…
『はぁ…(早く元に戻らねぇかな)』
加州「あ、狼牙さんみっけ」
『あ？加州か…どうした』
襖から顔を出した加州、後ろには大和守もいた
この二人が俺を訪ねてくる事を不思議に思い、首を傾げた
二人は俺に近づくと腕を掴み部屋から出て走り出した
『何処に行くんだ…？』
加州「せっかく、綺麗になったんだからお洒落しなきゃね！」
大和守「鶴丸だって喜ぶよ！」
『鶴丸が…？』
鶴丸が喜ぶ…仕方ない、やるか←
加州と大和守の部屋に招かれ、中に入ると
乱と次郎太刀がいた
乱「可愛くなろうね〜、狼牙さん！！」
次郎「はりきっちゃうよ〜！！」
加州「狼牙さんはそこに座ってって！、デコってあげるから！」
『でこ…？まぁよく分からんが、座ってればいいんだな』
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
数分後…
乱「きゃー！！狼牙さんかわいい！！」
次郎「いいんじゃない！」
加州「皆に見せに行こう！」
うまくできたみたいで、三人は大はしゃぎ
近くにあった鏡をのぞき見てみると
『…まるで、別人だな』
次郎が楽しそうに選んでいた綺麗な着物に乱が鼻歌を歌いながらやった編み込まれた髪、顔は綺麗に化粧されていた
爪にもねいる…？と言う物を加州がやってくれた、大和守は誰かが来ないか見張り…
俺は自分の姿をぼーっと見ていたら、乱に「早く早く！」と手と掴まれ部屋を退出
大広間に行く前に大将に見せるとかで、まずは大将の部屋に向かった
加州「主ー！入るよー！！」
加州はそう言うと、俺の背中を次郎太刀と乱が押した
ん…？押した…？
審神者「へ…！？」 『は…？！』
襖は音を立てて堅く閉ざされた…
目の前には俺と同じく状況が読めていない、大将
困惑してあたふたと周りを見渡しては悩み…と繰り返していた
そんな大将を横目に襖を開けようとしてみるが、外側から押さえられているようで開かない
『…まぁ、時期に開くだろう、仕事手伝うぜ』
審神者「すごい、冷静…ありがとう」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 419人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「刀剣乱舞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
布都御霊(プロフ) - 中原白也さん» いえいえ、とんでもない。楽しいお話を期待して待ってます。 (2019年4月30日 23時) (
レス) id: ac233dda56 (このIDを非表示/違反報告)
中原白也(プロフ) - 布都御霊さん» 了解しました！ありがとうございます、この五振りを中心としてお話を作ります！お手数おかけしました。 (2019年4月30日 22時) (レス) id: 738e251709 (このIDを非表示/違反報告)
布都御霊(プロフ) - 中原白也さん» 狼牙,いち兄，江雪さん、髭切、数珠様…と、取り敢えずこの5振りは入れてほしいです。長男と言われて思いつくのがこの5振りでした… (2019年4月30日 21時) (レス) id: ac233dda56 (このIDを非表示/違反報告)
中原白也(プロフ) - 布都御霊さん» リクエストありがとうございます！長兄と言っても人それぞれで違うと思うので名前まで書いてくれると嬉しいです！よろしくお願いします！！ (2019年4月30日 17時) (レス) id: 738e251709 (このIDを非表示/違反報告)
布都御霊(プロフ) - リクエストいいですか？本丸にいる長兄達で弟達の惚気話を言い合うお話がみたいです！お願いいたします。 (2019年4月4日 14時) (レス) id: ac233dda56 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：中原白也 | 作成日時：2018年10月1日 1時
