糖度１%の恋。【莉犬】

糖度4% ページ5

それからもずっと止めてくれなくて…

そんなこんな考えてる内に私は寝ていたらしい。

莉犬「おはよ。朝ご飯パンで。」

『えっ?あ、おっけ〜?』

莉犬「あとさ、昨日可愛かった。」

『ふぇ?!あ、うん…ん?えっ?うん?!』

あまりにも急な耳責めで体がふわふわする。

莉犬「wwwwwwまぁさ、仕事あと45分だから。ご飯食べて支度したら行ってくる。」

『うん…』

あれが莉犬くん?

話してくれるし笑ってる………

莉犬「何ぼーっとしてんの?(笑)」

『いや何でもないご飯ツクルネ』

莉犬「あははははww」

『え?』

莉犬「うん?ww」

『え?莉犬くん?』

莉犬「そうだけど?wまたやりたいの?wwww」

『いや…』

莉犬「じゃあパンお願い〜!ジャムは苺がいい〜」

『ん。分かった。』

いやなんで?!

昨日まで

『朝ごはん要らね。』

って言ってた莉犬くんが

『じゃあパンお願い〜!ジャムは苺がいい〜!』

だよ?

人格変わりすぎでは?

いや…朝ご飯作ろ。

〜朝ご飯出来ました〜

『出来たよ〜』

莉犬「わ〜い!えぇ?!美味しそ〜!!」

『え、ありがと、』

莉犬「今日変だよ?ぼーっとしててさ、(ちゅ)どう?起きた?」

『え、あっ、キス//…?』

莉犬「そーだよっ!じゃあ、いただきます!!」

私は急いで自分の部屋に駆け込む。

莉犬「A…?」

途中で莉犬くんが呼んでいたが今それどころじゃないでしょ。

脳内会議だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!

バタンッ

『よし…』

安心するために莉犬くんクッションを抱える。

莉犬「(ｺﾝｺﾝｺﾝ)入るよ〜?」

あれ待って私鍵閉めて無くなi………

ガチャ

莉犬「え?!どしたのうずくまって…」

あれ待って私今莉犬くんのクッション持ってるんじゃ……

莉犬「可愛い…ってかなんでグッズあんの?!ってか本当にどしたの?!」

『それこっちのセリフ…』

莉犬「へ…?」

『だって昨日まで莉犬くんこうだったんだよ?』

そういいながら私はある何個かの動画を見せる。

「朝ごはんもう食べたから要らねぇ。」

莉犬「えっ?えっ、え?!」

「知らね。好きにすれば。」

莉犬「え?!ちょ、」

『ね?どう?』

莉犬「ごめん…もう甘えるから引かないで?」

『いや別に引いて無いけど。』

莉犬「そうなの?!やった〜!あ、仕事行かなくちゃ!行ってきま〜す!!」

『いってらっしゃい…?』

なんか不思議だけど莉犬くんが甘くなったからいっか←

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