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あ「じゃあ行ってくるね」
『行ってらっしゃい』
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俺は瑠依が寝ているから玄関先でAを見送った
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あ「シゲ、行ってらっしゃいのチューは？」
『え、？』
あ「ほら〜 いっつもシゲが仕事に行くときするじゃん！」
「私いつもは見送る方だから されてみたいな？ってね(笑)」
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『しょうがないな〜』
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ﾁｭﾂ
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少し触れるくらいのキスをした
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あ「んふふ♡ なんかいいね(笑)」
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あ「じゃあ次こそ本当に行ってきます」
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『おう 気をつけてな』
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あ「うん」
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なんて言いながら少し悲しそうな顔をしたのは気のせい？
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しばらく仕事で遊びに行ったりできてないもんな
本当は家族で一緒に行きたかったんじゃないかな？
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まぁ次の休みは絶対遊びに行こ
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でももう俺達に次はこないんだ＿＿＿＿
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作者名：加藤でに | 作成日時：2017年12月19日 21時
