うちの青江は、自慢の青江 『にっかり青江』

青江は強がり ページ8

(五)た、大変です！主様、に、にっかりさんが・・・・！


(貴)何！？・・・・まさか！？検非違使が。。


(五)そうです。それで。。。その、僕をかばって・・・


(貴)もういいよ。教えてくれてありがとう。よく頑張ったね。


(五)で、でも。。。


(貴)大丈夫。ごこくんのせいじゃない。それに、青江は助ける。


(貴)ごこくん、手入れ部屋空けるように言って。


(五)は、はい！

しかし、この本丸の古株の方のごこくんが戸惑うって、どんなに危ないんだよ・・・！？

折れたら、許さない・・・否、折らせない！


(鯰)こっちです！主さん！


(貴)ありがとう！じゃあ、ベットに寝かせて。


ベットに寝かせられた青江は、簡単に言えば酷かった。

集中的に受けたことが分かる深い傷。

服に染み付いた、赤。


(貴)・・・ん。分かった。鯰尾。自分が30分後に
　 名前を呼ばれても返事がなかったら部屋に入って来てくれ。


(鯰)それって・・・。！・・・分かりました。死なないで下さいよ？


(貴)ホントに死ぬのを覚悟だな。

私は、手入れを始めた。

自分の霊力を全て渡すように。

途中で気絶しそうになったが、何とか手入れが終わった。

青江は・・・・

(鯰)主さん！？


(に)起きたかい？なんで僕から手入れしたんだい？あの子たちの方が生きる可能性があっただろ う。。。


・・・・・・・・・・・
(貴)青江。。。自分の命を大切にして。


(に)してるさ。


(貴)噓だ。じゃあ、なんであの子たちを優先させろなんて言った。





・・・・・・。きつく当たってしまった

(に)僕が、判断を間違えたから。折れても仕方ないと思ったんだ。


(貴)だからと言って、折れていい訳がない。
　 処罰は、受けてもらうけどな。


(に)・・・・・。


(貴)お前、強がってるだけだろ？本当は、痛くて怖かったんだろ？


(に)なんで、主は分かっちゃうかなぁ。確かに怖かったよ。
　 主と会えないんじゃないか、ってね？


(貴)でも、会えただろ？・・・もう、迷いは、なさそうだな。
　 処罰の内容を考えてくる。その間、ゆっくり休め。


(に)分かったよ。・・・・主、ただいま。


(貴)クスッ、ああ、おかえりなさい。


青江にただいまって言われたよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ←

しかも、主に向かっているのが分かるようにぃぃぃぃぃぃぃ←

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