君の1番になりたくて～私の年上彼氏～ (ページ5)

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そして彼女のESとかをよく見るようになって休日や仕事終わりに相談に乗ってあげるみたいな日々が続いた。

仕事終わりの夕方、スマホが鳴った。
そこには北野Aと記されていて

「もしもし」
「もしもし正門さん。北野です。ご報告があって連絡しました。自分の口で伝えたくて」
「何？」
「第1志望の会社から内定を頂きました！本当に正門さんのお陰です！ありがとうございます。1番に伝えたくて」
「え！！ホンマに！めっちゃ嬉しいんやけど、おめでとう！！」
「ありがとうございます！ホントに頑張っててよかったです。あの、今度何かお礼させて下さい」
「お礼とかそんな、、、あ、無理やったらええんやけど今度遊園地一緒に行かへん？」
「鷲羽山ですよね？いいですよ、一緒に行きましょう！、、、、デートですね」
「うわっ、今のずる！」
「え？」
「いや、何でもない。またいつにするか決めよ」
「はい！」

そして迎えたデート。
彼女はとても可愛くて、ドキドキしているのがこっちにも伝わってくる。

いい、のかな？

勇気を出して伸ばした手。
手を掴もうとしたけど、やっぱり俺には、、、