君の1番になりたくて～私の年上彼氏～ (ページ38)

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Face 【Fuga.O】ページ38

この会社に入社したのは行きたい業界で説明会の時に社員である小島さんに恋のような憧れを抱いたからという単純な理由である。
それにしても小島先輩と同じ部署なんて私ついてるな～
「泉さん、次これお願いしてもいい？」
「分かりました」
小島先輩ってどういう人がタイプなんだろ？
彼女いるのかな？フリーなのかな？
気になるな～

夜、あー今日も働いた～！プレモル買って帰ろと両手を伸ばすと
「泉、これよろしく」
「え？私帰りますよ」
「なんやねん、小島先輩とは大違いやな」
「先輩、今何時やと思ってるんですか？7時。残業ですよ？」
「誰も今日やれ言ってないやん」
「でも渡してきたやないですか！」
「飲み行くか」
「え？」
「すっげえプレモル飲みたそうな顔してる」
「分かります？」
「うん、行くか？」
「はい」
大西先輩は同じ部署の私の先輩で教育係。
面倒見が凄くいい。
大西先輩はよく私をご飯に連れてってくれたりする。