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1ヶ月後、俺とAは付き合っていた。
それからの時の流れは早く1週間も経たないうちに付き合い始め、結衣と健とWデートもした。
「いらっしゃいませ、ご注文をどうぞ」
「キャラメルマキアートください」
「キャラメルフラペチーノですね、よんし「マキアート！」
「はあ！？かずくん！？」
「はあ！？かずくんちゃうやろ」
「い、いややって、、、。ホットとアイスどちらになさいますか？」
「アイスで」
「アイスですね。お会計が420円でございます」
「えっと、これ今日使います」
「じゃあこちら使わせていただきますね」
「待って、誰の知り合いが聞かんの？」
「いや、聞かんでも分かるやん。私やし」
「結衣の可能性やってあるんやで〜？」
「いや、従業員番号私やし」
「も〜！何言いたいか分かってるやろ？」
「恥ずかしいからやめてよ。誰のお知り合いですか？やらなきゃ気が済まないんでしょ？」
「菅野Aの彼氏です！」
結構大きい声で言ったから周りの従業員がザワつくのが分かる。
Aちゃんマジで！？とか。
「分かりました。あっちからお出ししますね。恭平レジ代わってもらってもいい？バリスタ行くわ」
「当たり前！ずっと恋焦がれてた彼氏やもんなあ？」
「その言い方やめて！よろしく」
「うっす」
彼女がマキアートを作り始める。
この光景を見るのが俺は好き。
「ねえ、さっきはいじわるすぎなかった？」
「ええやん。みんなに知って欲しい」
「そんなあからさまにせんくてもええやろ。どうせバレるんやから」
「お待たせ致しました。キャラメルマキアートでございます。後1時間もすれば上がるから待っててね」
「分かった」
そんな彼女が今日俺に添えたメッセージはかずくん大好きだよ。
「可愛いかよ」
こんなメッセージを書いてもらえる俺はつくづく幸せ者だろう。
END
※次に出す予定の年下彼氏でこの話にリンクしてる小島くんのお話を書いています。
お楽しみに！
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作者名：きい
| 作成日時：2020年4月22日 23時
