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夢の世界 ページ2

私の夢にはパラレルワールドで
もう一つの世界がある。
そんな夢の中でのお話。


「新さん、初めて果物を剥く」

とある日のこと、
いつものように新さん
(暴れん坊将軍より徳川吉宗)が
遊びに来た。

いつも通り屋根裏部屋に案内をし
私は、自室で作業していた。

暫くして広間に戻ってみると
うさぎの形に剥かれた林檎が
小皿に乗ってちゃぶ台にあった。

この家では林檎を
うさぎの形で剥けるのは
近藤さんしかいない。

私は、近藤さんだと思い
聞いてみた。

私「林檎、剥いたの近藤さんですか?」
すると近藤さんは首を傾げて答えた。

近藤「いや?俺はここに居たから剥いてないぞ??」

私は?となりながら、戻ってみると
手ぬぐいで手を拭いていた新さんがいた。

まさかと思い、尋ねてみた。

私「林檎、剥いたのって、新さん?」

すると彼は答えた
新之助「嗚呼、俺が剥いてみた。」

驚くことに彼は彼の時代にあったかわからない果物を剥いたのだ、しかもうさぎの形に。

私は、
何で剥いたのかそして
誰に剥き方を教わったのかを聞いた

すると
私に喜んでもらいたくて
平助くん(この世界に住んでいる子)に
教えてもらい剥いたとのこと。

仮にもこの家の中では
現実のお芝居どおり貧乏旗本三男、徳田新之助だ
しかしその正体は八代将軍、徳川吉宗でもあるのだ。

その将軍が自ら包丁を持ち果物を
剥いたとなれば一大事。

すぐさま、指を怪我してないかと
聞いた。

新之助「どこも怪我してないぞ
それに、俺だって包丁を使ったことが無い訳じゃないから心配しなくてもいい。」

怪我してないことが分かってホッとしたが
一応柔らかく気をつけるようにと
注意をした。

折角、剥いてくれたのだから
食べない訳にもいかない。
私は剥いた林檎を口に入れた。

私「美味しい…」

そう答えると
新さんは満足そうな微笑みを浮かべた。


※補足

この家には
土方歳三
沖田総司
斎藤一
原田左之助
藤堂平助←新之助に林檎の剥き方を教えた
永倉新八
近藤勇と
新選組のメンツ+徳田新之助がいる。

このメンツを中心に
お話を載せるので参考程度に覚えてもらえるとお話がより一層楽しめると思います!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

新さんが思っている私のイメージ→←概要



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トキノ - かわいいエピソードですね! (2021年8月10日 2時) (レス) id: 5a9d000159 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桜姫 | 作成日時:2021年8月8日 0時

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