【レ.ト.ル*ト】アナタの壁、壊します。partⅡ (ページ39)

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走って、走って彼の家へと向かった。

キヨくんは私の気持ちが変わっていないことに、そして一生変わらないってことに

私より先に気づいていた。

キヨ君は好きだ。だけどそれは恋愛的な意味ではなくて友情的な意味で。

きっとたくさん、彼を傷つけただろう。

心のどこかであの人とキヨ君を比べたりしてしまった。

多分、わかっていたんだろうな

でも優しい彼は私にそういうことは言わなかった。それも最後まで、彼なりの優しさで、

私が遠慮して罪悪感が残らないような別れ方を選んでくれた。

自分で言うのもちょっとあれだけど、キヨ君はまだ未練たらたらだと思う。そんな中でも「好きじゃない」、そういった。

好きな人に、嘘をつくことがどれほど苦しいことか。私にはよくわかる。そんなことをしてしまってほんとに申し訳ない。

「罪悪感、超のこってるよ……キヨ君のばか」

目的地へと走りながらそう呟く。

まぁでも、優しい優しい彼が背中を押してくれたおかげで決心がついた。

足を止めて、あの人の家を見つめる。

息を大きくすって、はいて、インターホンを鳴らそうとしたとき、

ドサッ

「……な、なるせ……、？！」

後ろを見ると、ひどく汗をかいて動揺している香坂くんの姿があった。

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長い間めちゃくちゃさぼってましたすみません！！！！！

最終更新日みてびっくりしました、……7月……？しちがつ…………うっすみません……

ええと、コメントでお話して頂いてることについてですが長い間放置していると勝手に完結とされてしまうようです。
作品はまだ完結しておりませんので完結しているから見よう！と思って見て下さった方、もしいたら大変申し訳ありません。指摘して下さったお二方、ありがとうございます

そして似ている作品についてですが、それがどんな作品か私には分からないのでなんとも言えないんですけど作品の真似は御遠慮下さい。
といっても、こういう展開ってよくあるのかなぁ、などとゴチャゴチャ考えてしまうタイプなのでもし似ているな、と思った作品があっても無視して下さって大丈夫です！
えと、もしもそういう作品見つけたら作品名とか教えて頂ければこちらで判断するので……はい()

指摘して気づいて下さった方、わざわざご報告頂きありがとうございます！

というわけで！
こんなガバガバ野郎ですが引き続き暖かく見守ってくれる読者様、これかもどうぞよろしくお願いします！