【レ.ト.ル*ト】アナタの壁、壊します。partⅡ (ページ26)

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K.side

『おはよ、キヨ君っ！』

Aがレトさんに呼ばれた日から一日。

てっきり俺は別れを告げられるかと思った。

けど、

　

『あぁ～今日うちのクラス体育館掃除なんだよね...だからちょっと遅くなるかも』

「...え、あ、おう。じゃあ待ってるわ」

　
むしろそんなの感じさせない雰囲気。

...仲直り、してないのか

てか、レトさん告白してないの？！、

色々もやもやしてるうちにいつの間にか自分の教室についていた。

隣にいたAの姿はもうない。

...っていうか、

これはもしかしたらチャンス...、なのか？

　

　

　
「あ、...おはようキヨ君」

「レトさん！おは、...」

　
背後から声がして振り返ると顔色の悪さが異常なレトさんがいた。

「い、い、や、ちょ！レトさん大丈夫かよ？！...」

「あ？何がや」

　
「何が、じゃなくて！！顔色、すっげえ悪いけど...」

　
そういうとレトさんは自分の顔に手をあてる。

数秒、黙って、そして喋りだす。

「昨日ちょっとゲームやりすぎた。キヨ君は気にせんでええよ

　

　
...だって、俺のせいやし！」

ニコリ、俺に笑いかけて自分の席へ歩いて行った。

　

...あーあ、

あれじゃあまるで

“こうなったのは、俺のせい”

って言ってるようなもんじゃん。

「...ったく、」

　

仕方ない、なんていってあのLINEグループを開く。

　

　
「俺、このおせっかいのせいで最後まで幸せになれないのかも、」

なんて呟きながら俺はディスプレイに映し出された送信ボタンをタップした。

　

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結局占ツク垢また作りましたハハハ...

@tu_ki0528

です、読者様方と楽しくお話しできたらいいな...なんちゃって！(受験生)