【レ.ト.ル*ト】アナタの壁、壊します。partⅡ (ページ24)

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久しぶり、

彼に掛けた言葉は予想以上に声が震えていた。

「...、うん、久しぶり」

　
香坂君もそれに答えて言葉を返した。

あぁ、やっと

　
君と話せた。

のに、なんでだろう

　
前までは嬉しくて嬉しくてバクハツしそうだった。のに

怖い

　

怖い、

嫌がらせをされたときの事が何故かフラッシュバックして、

『、ぁ...う、っ』

足が、手が、震えた。

彼女達に、この光景を見られたらなんて言われるだろうか

考えないようにしても頭に思い浮かんでくる。

嫌になった。

　

「...、なる、せ...？」

不審に思った香坂君が私に近付いてきた。

香坂君なのに

私の大好きな人のはずなのに、

なんで、

なんでなんでなんで

　

　
『っ、...や、ッ...！

　

...っ、来な、いで...っ、！！！』

　
気付いた時にはもう遅かった。

拒絶していた。

彼が一瞬、鈴宮さんに見えて、

　
「...なる、」

『ご、めっ....！！、』

私は走り出した。

そしたらそれを追い掛けるかのように香坂君は叫んだ。

そのとき私には何を言っているかわからなかった。

　

　

「っ、成瀬....！！！！！次は、...俺が、っ...！！！

　

俺が成瀬の壁を壊す、から...っ！！！！」

　

　

こう言っていたのも知らずに。

　
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お久しぶりですふぅ

コメントありがとうございます。返信できないんですけど全部読んであります。

凄くどうでもいい話をするとぼくたびはまりました。

前部座席組さいこうw