2話 ページ2
北「翔吾〜、打ち上げまでの時間散歩しない??」
岩「おっ、ええよ〜」
俺らRAMPAGEはありがたく忙しくさせてもらっていて
ファンの方に会える機会も増えて毎日充実してるし刺激的。
…ありがたいしすごく楽しいけど。
なんかこう、癒しが足りないんだよなあ…
もっとゆったりのんびりさ?
自然に触れたり、カフェでのーんびり過ごしたり
そんな時間も欲しくなっちゃうんだよね。
俺の地元がそういう場所だったから、たまにはそんな時間を作りたいなってちょうど思ってて。
今日は午前中メンバー全員での撮影しか仕事がなくて、
久しぶりにみんなで飲み行こう!って陣さんからのお誘いがあったから夜はまたみんなで集まるんだけど
岩「打ち上げまでの時間どうしようか悩んでたからちょうどええな!」
北「家に帰るのも微妙な時間だし、たまには息抜きに行かないと!」
そうなんだよ、微妙な時間空いてるから何するにも中途半端で
お散歩するくらいがちょうどいい!
ってことで翔吾を誘ってデートしに行くことにした
岩「散歩っていってもこの辺やと行きつくしてるしなあ…」
うーん、と悩みながら散歩する場所を探す翔吾
俺も静かなところに行きたい気分だから、事務所とか仕事で行かないようなところがいいかも。
北「俺らが行ったことない街とか、普段行かないようなところ行ってみる?」
岩「ええやん!適当な電車に乗って初めて聞く名前の駅で降りるとか楽しそうやない?」
翔吾の提案に何故か物凄く心がときめいて、
北「めっちゃ楽しそう、そうしよ!決まり!ってことで早く出る準備して!」
なんだかいい予感がして体が自然と動いたんだ
岩「北ちゃんにお気に召したようで良かったけど、5分だけ準備の時間ちょうだい!笑」
なんて言ってくれる優しい翔吾に、まだー?って10回は聞いた気がする。笑
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作者名:Toraco | 作成日時:2024年1月9日 18時