EPISODE 137 平和 ページ7
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「あのー、すみません。」
「…えっ?あ。はい?
私、ですか?」
え、何?
どちら様ですか!?
「実は、前に質入れした物の期限延長を
頼みたくて…
質料は持ってきましたので…」
あ、お客さんか。
お金足りてないのかな。
でも期限延長って事は、とても大切な物を質に入れてしまったんだろうな。
「あっ、それでしたら奥に声をかけていた
だければ…
私は雇われ用心棒なので」
「そうですか。
ありがとうございました」((ペコリ_
大切な物なら、お金が貯まって取り戻せると良いね。
お金をあげる事はできないけど、心の内で応援しておこう。
「…ほんとに暇だな。
こんな平和なら用心棒なんて頼まなくても
よかったんじゃないかとも思うけど…」
確かにここら辺治安は悪いけど、一つのお店に集中砲火する事もないみたいだし。
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「あぁ?飛んでっただぁ?
付くならもっとまともな嘘を付け馬鹿野郎!
人間がそんな飛ぶ訳ねぇだろ!!」
「…いやでも、俺ぁ本当に見たんで!!」
確かに俺は見たんだ。
あいつが金髪の男に蹴られて飛んでっちまうのを。
酷く高く飛ばされちまったからあいつを追いかけようにも見失っちまったし…
くそっ
元々俺の仕事はあいつが金持って逃げねぇかの見張りだけだったってのに、、、
これじゃあ俺があいつの肩を持って逃亡を助けてるみてぇじゃねぇか。
俺にそんな度胸はねぇってのに。
大体、何十メートルも飛ばされてっちまったんで見失いやした。…なんて誰が信じるんだよ。
俺だって部下に同じことを言われたって信じねぇよ、くそっ。
「なら、明日本当にその蹴っ飛ばした
男が店にいるかどうか確かめに行くぞ。
他の奴らにも声を掛けておけ。
…もし嘘なら、わかってんだろうな?」
「め、めめめっそうもない!
ほんとでっせ、ボス。」
ふぅ…首の皮一枚繋がったぜ。。。
明日もあいつが店にいれば、俺の無実は晴れて証明されるって訳だ。
______頼むからいてくれよな…、!
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革ベルト
ラッキーナンバー
8
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西 - この方角に福があるはずです
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がーどれーる(プロフ) - ルチアさん» ご報告ありがとうございます、! サブ垢じゃないです、めっちゃ驚きました。゚(゚´Д`゚)゚。 私みたいなのパクる人がいることにもビックリです…(´°‐°`)本当にありがとうございます(´▽`*) (2021年6月29日 6時) (レス) id: c88d211ea8 (このIDを非表示/違反報告)
ルチア(プロフ) - はじめまして、突然のコメント失礼します。 こちら(https://uranai.nosv.org/u.php/novel/kottyn/)にて内容がまったく同じものが掲載されていましたのでご連絡させていただきました。もしこちらががーどれーる様のサブ垢等でしたら申し訳ありません… (2021年6月28日 0時) (レス) id: 900a265647 (このIDを非表示/違反報告)
がーどれーる(プロフ) - poppyさん» ありがとうございます!!とっても嬉しいです*。(*´▽`*)*。更新頻度低くてごめんなさい!これからも少しづつ更新していくので、お付き合いいただければ光栄です。(m*。_。)m (2021年6月26日 16時) (レス) id: c88d211ea8 (このIDを非表示/違反報告)
poppy(プロフ) - とても面白かったです…続き楽しみにしてます。 (2021年6月26日 0時) (レス) id: a8fdecac5a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:がーどれーる | 作成日時:2021年1月17日 9時