身を滅ぼす魔女【魔法パロ】 (ページ16)

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～13話(トントンside)～ページ16

ロボロの話を聞くと、しんぺい神という従魔が居るらしく
その従魔は生死を誘う存在らしい…

トントン「それって…Aが生死を彷徨ってるって事か？？」

ロボロ「う…うん…」

Aが生死を彷徨って居る、それだけで涙が出そうだった
何で…Aばっかり。

あの子が何をしたんや…あの子は普通の子だった、ただ属性が変わっただけ
なのにこんな運命ってあんまりやろ…。

トントン「しんぺい神って奴には…何処で会えるんや…」

ロボロ「こっちやで」

ロボロに着いて行けば何もない所で、ロボロが魔法を使う
そうしたら、一つの門が現れた。

ロボロ「これが、しんぺい神の所に通じてるで」

トントン「ありがとうな…」

ハッキリ言って、怖い…門は嫌な雰囲気を放って居るんだ
でも行かないといけない…葉月と約束したんや…一人にしないって

トントン「待っててや…」

中に入ると、ロボロのように顔に紙を貼ってる男が居た。
違いと言えば紙に書かれてる文字が「天」か「神」かの差だ

天は時空を操り、神は生死を操る
噂は本当らしい…しんぺい神らしき人物は
酒を飲みながら、誰かと話している

トントン「…こんばんは」

しんぺい神「ん？従魔が来るって珍しいな」

トントン「Aって知っとる？」

此処には、遊びに来たわけじゃないだから
速く情報を聞かないと
それに此処にはあまり居たくない

人の悲しみが詰まった場所…

しんぺい神「あの子は…明日戻るで」

トントン「！！」

明日…戻る
Aが戻ってくれる

しんぺい神「…頑張りや」

トントン「？？」

理由を聞こうとしたらロボロに呼ばれて戻された
最期に見た、しんぺい神の顔は悲しそうに微笑んでいた。