身を滅ぼす魔女【魔法パロ】 (ページ5)

今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:34,623 hit

～3話～ページ5

…つまらない、授業は本当につまらない
魔法の実習も、勉強も私には関係ないから

グルッペン「さて…やるか」

みんなの従魔は人間になっていて
トントンも自分の魔力で人間になっている

トントン「はぇ～やっぱり人間になったら身長たかいなぁ…」

A「ふふっ、トントンはイケメンだもんね」

私のトントンは人間になったら黒髪で綺麗な赤い目をしている、本人は赤い目を気にしてるけど私は好きだ

夕焼けみたいで好きだったんだ。

A「トントン…ごめんね」

従魔にとって、魔法の使えない主人は
無能当然なのに…トントンは良いのかな？

トントン「俺は居たくてAの傍に居るんやで？」

A「…うん」

私だって、この体質じゃなければ
魔法を使えるのに…トントンが胸を張れる
主人になる努力が出来るのに…

ショッピ「…ださ」

シャオロン「言ったるなってwww」

エーミール「事実ですけどねw」

チーノ「弱いもの同士やなw」

周りの従魔が人間になったら私たちにも聞こえるだからこそ、悪口が聞こえるのだ。
グルッペンさん達からも言われるから正直地獄だ…。

トントンもこれに対しては、手を震わせて
怒りを堪えている。

グルッペン「そんな、無能放っておけ」

ゾム「魔法も使えへんなら死ぬしかないやろ」

コネシマ「ほら、練習するで」

オスマン「俺らには関係ないめぅ」

従魔も従魔なら、主人も主人
なんでこうポンポンと悪口が言えるのだろう。

トントンの頭を撫でながらこの時間を耐える
先生は私の属性の事、知ってるし
珍しい体質の私を重宝？してくれているみたい

それが、気に入らないんだろうけど…

A「トントン…あれみたい」

トントン「お、あれやな！任せとき！」

トントンが手をかざせば赤い蝶が私の周りに
現れる…これがとても好き。

グルッペン「ふむっ、トントンは彼奴には勿体ないな…」

それを、見る周りは毎回こう言ってくるけど
トントンは離れてかない。
そんなトントンが大好きなんだ